箸墓古墳の次は檜原神社です。






通常なら、

檜原神社は大神神社の摂社となるので、

大神神社から山の辺の道を歩いて参拝。

途中で箸墓古墳に寄ることはないのですが、

今回は車で一気に行ったので、

そのあと行く神社への道順も考え、

大神神社→箸墓古墳→檜原神社の順です。



檜原神社の御祭神は天照大御神。

第10代崇神天皇は、

災害が起こり続けるのは、

天照大御神と大倭大国魂神を一緒に

居所(皇居)に祀るのが良くないとし、

二柱を皇居の外で祀ることにしました。



天照大御神は、

皇女豊鍬入姫に命じ、

笠縫邑(かさぬいのむら)に神籬(神籬)を立て

大神を祀りました。

それがこの檜原神社とされています。





豊鍬入姫命は第一代斎王であり、

この地で33年間天照大御神を祀りました。

豊鍬入姫命と第二代斎王の倭姫命により、

約90年かけて各地を遷座。

現在の地、伊勢に祀られることになりました。

つまり檜原神社は、

元伊勢と呼ばれる最初の地となります。





御神体は三輪山で、鳥居は三ツ鳥居。

同じ天照大御神を祀っていても、

伊勢神宮とはかなり違います。


内宮には何度も行っていますが、

雰囲気もかなり違いました。

すごく柔らかい雰囲気です。



大神神社から少し離れていてかなり歩きます。

境内社の他の神社ほどではありませんが、

パワースポットとして有名なので、

参拝する方も多かったです。



ここからは完全に歴史好きの勝手な憶測として

読んでいただきたいのですが、

先ほども書いたように、

檜原神社は御神体が三輪山です。

大神神社の大物主大神と御神体が同じなんですよね。



なぜ同じ御神体?

天照大御神と大物主大神って…

夫婦としての契約を結んでたことある…?



この地が元伊勢であり、

同じ御神体であることに、

神職というより、

歴史的ロマンを感じたのでした。