今度こそ内宮のお話。
有名な神社ですし、
いろんな本にも書かれているので
みなさんもよくご存知かとは思います。
それでも、その話は知らなかった!
があればいいな。
宇治橋
内宮は右側通行。
宇治橋も20年に一度架け替えられますが、
遷宮の4年前に行われることになっています。
内宮の御神域と、外界の結界の役割があります。
宇治橋の大鳥居は、
外側の鳥居は外宮の旧社殿の棟持柱
内側の鳥居は内宮の旧社殿の棟持柱
が使用されています。
宇治橋の川上に建っている棒。
これは、五十鈴川が氾濫した時などに
川上から流れてきた物に宇治橋が傷つけられないよう
守る役目がある木除杭です。
右側通行での帰り道になるのですが、
橋の終わりから二つ目の擬宝珠。
こちらの擬宝珠には、
饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)の
万度麻(まんどぬさ)が納められています。
色が変わってしまっているのですぐにわかります。
万度麻は、橋の安全を祈願するお札なのですが、
一万回お祓いを受けたと同じ霊験があると言われています。
また、帰りにこの擬宝珠に触れると、
再度訪れることができるとも言われています。
帰り際、
「参拝させていただきありがとうございました」
という気持ちで触れるのは構いません。
参拝に来られた方が、
宇治橋を渡って浄化されてから御神域に入る。
浄化の役割もありますので、
願い事をしたり、
欲を持って触れるのはやめてくださいね。
(饗土橋姫神社は橋の守り神。
駐車場のほうにあります)