昨日(今日)の写真は外宮なんですが、

3年前の写真です。

コロナ禍でGOTOキャンペーン開始前でしたし、

雨上がりで朝も早かったので、

誰もいなく…とても静かな中で参拝できました。






今の御正宮は古殿地(前の御正宮)より

鳥居から進んでいくと奥になります。

手前に古殿地が見え、

御正宮のお社も斜め前方から見ることが出来ます。



手前が御正宮の時は、

奥は立ち入り禁止になっていたはずなので、

古殿地を見ることも、御正宮の屋根を見るのも、

できなかったような…?

記憶が定かではありませんがあせる

他の建物で見えなかったはずなんですよね。

なので、次の遷宮を迎える前、

今のうちに行っておいた方が、

屋根だけですが、御正宮を見ることができます。



神宮のお社は、

唯一神明造と呼ばれ、

日本古来の建築様式を今も伝えています。

弥生時代の穀倉としての高床式建築に近いです。





古殿地

前回の遷宮まで御正宮のあった場所で、

次の遷宮までお休みになられている場所です。

中央の小さな覆屋は、

御正殿中央の床下の柱が建つ場所となります。



ご存知の方が多いとは思いますが、

伊勢神宮は20年に一度遷宮が行われています。

宮大工の技術を次の代に伝えていくため、

と言われています。



次の式年遷宮は2033年。

来年より準備が始まるそうです。

持統天皇4年(690年)より始まり、

戦国時代に一時中断したものの、

ずっと伝統を守ってきた行事となります。



式年遷宮の行事の中に、

お木曳きという行事と

お白石持ちという行事があります。

お木曳きは御正宮の柱を運搬し、

お白石持ちは御正宮の周りに白い石を敷き詰めます。

たくさんの遷宮行事の中で、

お木曳きとお白石持ちのみ、

事前申し込みで一般の方も参加できます。



中でもお白石持ちは、

一般の方が御垣内に入り

御正宮を間近で見られる唯一の機会です。

(神様がお移りになられる前ではありますが)

特別神領民となり、

河原で白い石を探し敷き詰めます。

私はお白石持ちは参加したことがないのですが、

父と母も内宮の方のお白石持ちに参加したことがあります。







外宮にも、別宮があり…
多賀宮(たかのみや)
土宮(つちのみや)
風宮(かぜのみや)
月夜見宮(つきよみのみや)
があります。



※写真は、風宮




別宮のうち月夜見宮のみ離れた場所にあるのですが、

他の三宮は外宮の境内にあります。

とは言っても、石畳の階段を登っていくことになるので、遥拝所から遥拝される方も多いです。

大学から行った時はほぼ遥拝で、

私自身も、1回?2回?その程度しか行ったことがありません。



まぁ、がっつり伊勢にいたのなんて、

何も考えてなかった学生の頃なんで仕方ないですね。



多賀宮は豊受大御神の荒御魂にもなりますので、

伊勢に行く機会があり、

お時間がありましたら、

外宮の別宮へも参拝してみてください。