学生時代を過ごし、
アルバイトでバスガイドも体験。
そんな私の伊勢ガイド。
教えて欲しいと要望があったので、
(ぽんちゃんからの要望ですが)
しばらく書いていこうと思います。
振り返ってみると、
意外にもあまり書いてないんですよね。
最近行けてないのもあるのですが。
地元にいた頃には毎年年末に訪れていたのですが、
関東からではなかなかに遠くて…。
1番行ってるのは内宮ですが、
その他にもたくさん素敵な場所があるので、
神社に限らずご案内しますね。
ライトが行きたがっている伊勢ですが、
犬連れNGの神社が多いです。
ライトは
『伊勢の神様にママのところへ行くように言われた』
そうなので、行くように言ってくれた神様に会いたいのだとは思います。
“伊勢の神様”とは言うのですが、
どの神様に言われたとか、
そういうことは一切教えてくれないのでした。
伊勢の案内、まず最初は御神札のことから。
神宮(内宮)の御神札は、
全国いろんな神社で授かることが出来ますよね。
神宮の御神札のことを【神宮大麻】と言うのですが、
毎年年末までに、神宮大麻と神宮暦が神社庁を通して各神社へ頒布されます。
【大麻暦頒布始祭】は毎年9/17。
来年の御神札を各家庭に頒布致しますよー
という始まりの式を大神様にお伝えするんですね。
これは内宮の神楽殿にて行われます。
実は神宮大麻は毎年1月から作成が始まります。
【大麻暦奉製始祭】というのが1月上旬に行われます。
奉製作業を開始することを大神様にご報告するんですね。
祭式の中では、その年の最初に作成する神宮大麻に
神璽印(しんじいん)を押印します。
神宮大麻は、神宮の職員さん方の手作りなのです。
4月に【大麻用材伐始祭】が行われ、
神宮大麻に使用される御用材を伐り始めるにあたり、
安全を祈願します。
御用材には、神宮の山の木が用いられています。
奉製された神宮大麻は、
神宮の神職により定期的に修祓(お祓い)がされ、
常に清浄に保たれます。
皆様のお手元に届くまで、
一年かけて奉製されるのです。
神宮大麻は神宮の御神札とは名ばかりで、
神様の力など入っていない、
というのを耳にしたことがあります。
何を根拠に言われるのかわかりませんが、
すべてに神宮の木が用いられ、
一つ一つ神璽が押捺されている
ありがたい御神札なのです。
神宮(内宮)は、全国の総氏神様となりますので、
どこの神社でもお授けいただけるようになっているのです。
神宮大麻は皆様のお手元に届くまで、
清浄を保つために白い薄紙(ライト曰く、おくるみ)が巻かれていますので、
ご自宅の神棚へお祀りする際には薄紙を外してください。