19時と遅い時間でしたが、
神様と約束したので、
仕事帰りに寄ってきました。
工事は終わったようで、
お社に被せてあった覆いは外れていました。
ですが、工事の柵はそのまま。
社殿へ近寄ることはできませんでした。
遅い時間ですし、
柵も取れてないから、
「祝詞はまたね」
とご挨拶だけしてきました。
『来てくれただけで心強い』
そう言いつつ…
社殿に背を向けると
背中がとーっても引っ張られる。
神様、帰して…。
『柵が外れたらすぐ来てくれるか?』
「来る来る!来ますってば!
土曜日には柵取れてますよね。
土曜日の早い時間に祝詞唱えにきますから」
『本当か?』
「神様ずっと待っててくれてるから来ますよ」
『頼むぞ』
そう言いつつ…
『柵はいつ外されるんだろうか…。
心配になってきた…。
工事は7月までと言っておったから
今日からは元通りだと思っておったんだがのぉ〜。
いい加減疲れたわい』
ずーっと呟いて…
ぼやいていました。
今日は神様に
『何時まででも待っておる』
と言われていたので、
仕事帰りに寄りました。
普段は神職である私も夜に行くことはしません。
特別な事情がない限り、
神社は出来る限り、
明るい時間帯に行ってくださいね。