夏といえば熱田神宮。
単なる私の思い出話ですが![]()
大学生の時、
熱田神宮で実習し、
数日間泊まり込み。
暑い夏にもうお正月の準備。
破魔矢作り。
と言っても、
出来上がっている破魔矢に絵馬を付けたり…
と言った作業だけなのですが。
実習中はまだ何も知らなかったので、
こんな時期から準備するの!?
と驚いていました。
境内にある古い建物に寝泊まりし、
突然の雨と雷に怖くて怖くて…
お風呂もお手洗いも、
数人ずつかたまって行くという…。
ひたすらみんな「怖いー!!」
大騒ぎでした![]()
そして、卒業して、
神楽舞の研修も、
夏に熱田神宮で。
3日間を3年間。
毎年じゃなくても、
数年開けてもいいのですが、
神楽舞の指導資格は、
舞ごとに3年は通ってテストを受けるのです。
謳いながら舞うテスト。
緊張しすぎてボロボロだったのを、
教えてくれた熱田神宮の巫女さん達が、
『練習ではちゃんと出来てました!」
と推してくれて合格となった、
ちょっと苦い記憶も![]()
私は、【浦安の舞】という神楽舞の
指導資格しか持っていませんが、
乙女の舞と呼ばれる【豊榮の舞】も、
同じ日に研修があったんですよね。
母が生きてたら、
舞の指導資格、
「一緒に取りに行く!」
って行ってたんだろうなぁ。
神社の紹介さえあれば、
誰でも研修受けられるので。
母は日本舞踊で名取りまでいってるので、
神楽舞なんて絶対やりたがったはず。
とは言っても、
神楽舞と日本舞踊では、
使う筋肉や動きが全然違うので、
日本舞踊を長くやってる人であればあるほど、
舞は難しいと言われていました。
私は、日本舞踊は幼稚園の時に
ちょこーっとかじっただけなので
困らなかったのですが…
いかんせん、普段使わない筋肉を使うので、
めちゃくちゃ筋肉痛になりました![]()
舞もなんですが、
実は神職の作法も、
普段の生活では使わない筋肉を使うので、
最初はめちゃくちゃ筋肉痛になったんですよね。
優雅なように見えて、
慣れるまでは大変でした。
…って、脱線しました
元に戻しまして。
もう一つ思い出がありまして。
関東に引っ越してから、
たまたま機会があって夏に行ったんです。
ジリジリと蝉の鳴く暑い日でした。
人の山ができていたので、
なんだろう?と覗くと、
刀鍛冶の方が刀を打っていたのです。
暑い中、熱い火の前で汗だくになりながら。
熱田神宮といえば、
御神体は草薙剣です。
そんな場所で、
刀を打つところを見ることが出来たのは
とても有り難かったと思っています。
もう何年も前のことですが、
せっかくなのでその時撮った動画をUPしようかと。
古いスマホで撮ってるので
画像は粗いですが。
暑かったけれど、
どれも良い思い出です![]()

