前世を思い出して
過去世の苦しみを解消しましょう。
今ある苦しみやトラウマが
過去世からの因縁のものかもしれません。
過去世を知ることで
苦しみから解き放たれましょう。
というのが、前世療法や前世ヒーリングです。
これは、神職というより、
過去世の記憶を持つ者として
お話ししたいと思います。
この話を読む前に、
できれば前回の話
『自分で命を断つと後の世でどうなるのか』
①〜⑦を読んでいただきたいのですが、
読まなくても話は繋がります。
前世の記憶のある私にとって、
前世は無理に思い出すものではないと思っています。
前世を思い出す必要がある人は思い出しますし、
思い出さない人は、
“思い出す必要性のない人”
ということになります。
それは、生まれてくる前に自分で決めてきたり、
神様が決めること。
神様が必要がないと決めているのに、
わざわざ思い出させたり、
知る必要はありません。
前世を知る前の私は、
生きることを諦め、
いつ死んでもいいと思っていました。
車を走らせながら、
このまま湖に突っ込んだらどうなるだろう?
と考えるような、後ろ向きで、ネガティブ。
自己肯定感の低い人でした。
ただ、苦しいのと痛いのは嫌。
だから生きてる。
惰性で生きてるだけで、
マイナスな感情に縛られていました。
そんな時に、前世を思い出したのです。
思い出したことで、
これから出逢う人がたくさんいることを知りました。
それは、神様からの『生きろ』のメッセージでした。
前世を思い出さなければ
乗り越えられなかったから
思い出した。
思い出さなくても
乗り越えられる人は
思い出さないのです。
前世を思い出すということは、
現世の苦しみを知ることにはなるかもしれません。
ですが、
前世の残した課題、
業がすべて、
現世を生きる自分に重くのしかかってくる
ということです。
前世療法や前世ヒーリングを行うことは、
前世の業を背負うことになるのです。
その分、重い業を背負うことになりますが、
その覚悟はありますか?
明るい前世ばかりではありません。
むしろ、私の思い出している前世は
暗いものが多く、
思い出すたびに胸が締め付けられました。
ライトやタルも、
思い出すと辛いから思い出したくない。
思い出させないで、
と言うほどです。
私は思い出し過ぎなんだと思います。
晴明に『これ以上業を背負う必要はない』
と言われ、封印されるほど思い出しているのです。
乗り越えられない課題はありません。
乗り越えられるから、
課題として自分が背負っているのです。
自分自身が、生まれる前に決めてきた人生です。
自分で、ここまでは乗り越えたいな、
ここまでなら頑張れるな、
って決めている、自分の課題なのです。
前世なんか知らなくても、
きっと乗り越えられる。
辛かったら周りの人に話してみて。
きっと手を差し伸べてくれる人はいるから。