先日、潔癖症の神様のことを書きました。
それに対して、潔癖症の神様の名前が知りたい、
という話がありました。
前もってどの神様かわかれば対処はしやすい。
その通りだと思います。
そして…書いていながら、
その質問が出るであろうことも予測していました。
だったら最初から教えてよ、
ってとこなんですが、
結論から言って、
私もライトもどの神様が潔癖症かはわかりません。
そう書くと、
そんなに有名な神様じゃないのか。
じゃあ、参拝する機会も少ないだろうし、
気にしなくていいか、
と思われてしまうかもしれません。
神様の仕組み、
神社の仕組みそのもののお話が必要になってくるわけで…
正直なところ、
私自身は理解するのに時間がかかりました。
自分の中で腑に落ちた解答が出てきたので、
少しずつ書いていこうと思います。
まず、
今までいろんな神社に参拝してきて、
同じ神様名であっても性格が違う気がする、
でも、同じ神様なんだよな、
というところから疑問が湧いてきました。
そして、
神様に関することを勉強すると共に、
歴史も同時進行で勉強していました。
そこで気づいたこと。
簡単に言えば、
『神様の名前は役職名みたいなものだ』
ということです。
神様ではないですが、
歴史上の人物とされる『卑弥呼』
卑弥呼は本名ではなく、
『日の巫女』の役割を持っていました。
日の巫女=日に祈る巫女
ということです。
そこから、神様の名前も役職名であって、
それぞれ代々引き継いでいったことのまとめが
古事記や日本書紀の話であり、
そもそも、書物に書かれている神様は名前が同じなだけで違う神様では?
と考えたのです。
ライトにも確認しました。
『そうだよ。ママ、もうわかってるよね』
神様の名前は役職名のため、
同じ神様なのに神社ごとに雰囲気が違うのです。
例えば、
天照大御神の中にも、
おおらかな神様もいれば、
細かなことを気にする神様もいる。
そして、潔癖症な神様もいれば、
そこまで気にしない神様もいる。
ということなのです。
つまり、
神様が潔癖症かどうかも、
その神社へ行かないとわからないのです。
長くなりそうなので、
今日はここまでにします。
この話はまだ続きます。