伊勢の内宮の目の前のお店『勢乃國屋』さん。
Xでお賽銭のことを書いていました。
五十鈴川の御手洗場に小銭がたくさん投げ込まれた状態の写真付きでした。
投げ入れた人はお賽銭のつもりなのでしょう。
ですが、
川に投げ入れたところでお賽銭とはなりません。
むしろ川を穢すことになり、罰当たりです。
内宮の神様にも、
川の神様にも、
水の神様にも、
お金の神様にも、
眷属さんにも、
そして…
内宮で働く人にも失礼な行為です。
お金はとてもありがたいものだと思います。
お金があることにより、
必要なものが買えるのですから。
ですが、お金はいろんな人の手に渡るものです。
誰が触っているのか、
どんな状態の時に触っているのかわかりません。
人の欲の念もたくさん入っています。
それを神様の川に投げ入れる。
川を穢していることになるのです。
そして、人の手垢のたくさんついたもので汚してもいるのです。
五十鈴川では禊も行われます。
穢れた川での禊は禊になりません。
川魚も住んでいます。
神社でもお寺でも同じです。
お賽銭箱以外の場所に入れるお金は、
お賽銭とはなりません。
罪なお金に変えてしまうだけです。
川だけではありません。
御神木に入れたり、
狛犬さんに入れたり、
手水社の水の中に入っているのも見た事があります。
すべて、
穢して、傷つける行為です。
狛犬さんの上に置くだけでも、
狛犬さんを苦しめる行為になります。
お賽銭はお賽銭箱へ。
守っていただきたい行為です。