神棚の祀り方③
お供物の置き方です。


図があったほうがわかりやすいかと思い、
今日は図を用意してみました。


見づらかったら申し訳ありません。
画像の下側にご自分が立っていると考えて見て下さい。





お供物にも、上位下位が存在し、

真ん中で、神様に近い位置に置くものほど

『上位』となります。

1.米

2.酒

3.塩

4.水



このうち、米、塩、水は毎日替えます。



お酒は、1日と15日に替えてください。

あと、お榊と。



お米やお塩は、

神様に供えた物を家族でいただく

(召し上がる)のがいいのですが、

お塩は毎日そんなに摂ってきたら

塩分多すぎになってしまいます。



お塩は貯めておいてまとめて使っていただいても、

小袋に入れて魔除けとして持ち歩いても、

庭に撒いても大丈夫です。


使い道がないからゴミとして捨てるしかない、

という方もいるかもしれません。




基本的には、塩も毎日…なのですが、

神様にお供えする物はお気持ちです。

実は、これを供えないといけない、

という決まりはないのです。



気持ちがこもっていれば、

神様としては嬉しい。

それがご神威となります。



美味しそうな和菓子が売っていたから

神様にお供えしてからいただこう。

そういうのも神様は喜びます。



我が家は、お米とお水は毎日。

あとは、和菓子屋さんに寄った時とか、

果物を買った時とか。

本当にお気持ちでお供えしています。




お酒も毎日晩酌として日本酒を呑む。

という方であれば、毎日神様にお供えし、

おさがりを晩酌として呑むのも良いかと思います。




ただ、お家で祀る神様も、

何もなければ拗ねてしまいます。


毎朝、ご挨拶をする前に、

お供物を差し上げてください。

そして、日々の感謝を伝えてください。




もちろん、

熱があってふらふらで自分のこともままならない。

そんな時まで神様は強要しません。

神様はわかってくださいます。




旅行に行くから無理なんだよねー。

そんな時も、ちゃーんとわかってくださっています。

その代わり、きちんとお話ししておいてくださいね。

旅の安全と家の留守を神様にお願いしてください。




家の神棚は、

一番、その家に住む人のことを見ていてくださっている神様です。

疎かにせず、敬い、いろいろな話をしてみてください。