1月3日
この日は移動日でした。
西海岸の街を目指したかったのですが、タスマニア南西部はほぼ道がありません。
西に行きたいけれど、前日通った道を途中まで東に逆戻りして、その後北上、そこから西に向かうしかありません。
この日はタスマニアのちょうど真ん中辺りに一泊してから西海岸に向かう予定です。
この日も雨予報で朝から曇りがちではあったものの、ホテル近くの湖に行ってみると少し晴れてくれました。
「ペダー湖」(Lake Pedder)
湖のほとりでキャンピングカーを停めてバーベキューを楽しむひともいました。
羨ましい!
途中水力発電所もありました。
なかなかの迫力です。
またワラビーちゃん発見
正面から見るとムキムキ(笑)
この日の宿泊先も前日と同じくキャビンタイプ。
お部屋に薪ストーブ付き!
このホテルを選んだのはこの薪ストーブが目当てでした。
今回の旅行は旅程もホテルも全て私が勝手に決めたのですが、薪ストーブを見たら夫が喜ぶかなと思ってここにしました。
さすがに真夏に薪ストーブ使うか?という気持ちもあったものの、窓開けてつけちゃうのもありかも、、と思っていたのでした。
でもチェックインの際にオーナーさんから
「薪ストーブの中に薪入れといたから使って」
と言われました。
やっぱり寒いのか??
でも部屋に入ると少し蒸し暑い。。
思わず窓を開け放ち、扇風機までつけちゃったのですが、これが日が傾いてくると一気に寒くなり、とても窓を開けてはいられなくなりました。
窓を閉め切って薪ストーブ点火!
焚き付けまで綺麗に入れておいてもらえたのですぐに点火できました。
私の期待通り、夫はタスマニアでの薪ストーブに大喜びしてくれました
ここもまた周りになーんにもないので、夕食はスーパーの冷凍食品!
ハンバーグとマッシュポテト弁当です。
5分チンするだけ
日本から持ってきたフリーズドライのお味噌も
こんな立派なキッチンもついていたのですが、、
くつろいでいると突然オーナーさんが部屋を訪ねてきました。
なんだろうとドアを開けると、
「明日9時にレセプションにウォンバットの赤ちゃん来るよ。抱っこできるよ」
と言われました。
🐼「え?ほんとに??
めっちゃ興奮するー!!」
と言って思わずぴょんとジャンプしてしまったら、オーナーさん「そうよね」と笑ってました。
でもなぜホテルにウォンバットの赤ちゃんが???
信じられなくて夫に
「今ウォンバットの赤ちゃん来るって言ったよね?
抱っこもできるって言ったよね??」
と確認してしまいました(笑)
1月4日
翌朝9時にレセプションに行ってみると、、
いたーーーー!!
か、か、か、か、かわいいぃぃぃぃ〜!!!
私すべての有袋類のなかで、ウォンバットが一番の「推し」なのです!!
1人の女性が3頭の赤ちゃんウォンバットを連れてきていました。
詳しい事情までは聞けませんでしたが、親を亡くしたウォンバットの保護などでしょうか。
赤ちゃんウォンバットたちは生まれて約1.5ヶ月ほどだそうです。
まだお母さんのお腹の中にいるはずの時期なので、どんどん潜ろうとします。
お顔見せて〜💕と袋を捲ってもまだどんどん潜ってしまいます。
可哀想なのでもうお顔を見るのは諦めました(笑)
この子はお顔を見せてくれました
おねむかな。
なんだか、、綺麗なハート型(笑)
前回私がタスマニアを訪れた時、動物園で大人のウォンバットを抱っこさせてもらいました。
↓ウォンバットを抱っこするうら若きPanda
↑この「されるがまま感」に完全にやられてしまい、ウォンバットファンになりました
自分のごはんをニワトリに横取りされているのに
ぼーーーーーーーーっとしている姿に、もう骨抜きにされました。。
ただウォンバットは夜行性。日本の動物園でウォンバットがいても、だいたい寝ているのでそのお姿を拝見することはできません💦
赤ちゃんなどさらに「激レアさん」です。
まさかホテルのレセプションでこんな体験ができるとは思いましませんでした。
貴重で幸せな体験でした💕
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