年末年始は前後にお休みをいただいて、10泊12日のタスマニア旅行へ行ってきました。
タスマニアはオーストラリア南東部にある小さな島ですが、小さいと言っても北海道より一回り小さいくらいでなかなかの大きさです。
↓「TAS」と記載のある島。
オーストラリア本土と比べると小さく見えますね
私がうら若きPandaだったころ、オーストラリアを一周する一人旅に出たことがありました。
その時にタスマニアも1週間かけて周りました。
人生初めての一人旅でしたが、タスマニアでは現地ツアーに参加。世界中から来た人たちと寝食を共にし旅をする、という人見知りPandaにはなかなかの冒険でしたが、それよりもとにかく登山が多いツアーでキツかったという記憶が一番大きいです。
しかしそんな状態でもその素晴らしい景色には魅了されたことをよく覚えています。
またいつか行きたい!と思ったものの、そうは言ったって二度と行くことはないんだろうな、、と思っていたのに今回ご縁がありました。
わからないものですね。
数ヶ月前、夫が1週間海外出張をしました。
コロナ禍で2019年のロシア旅行を最後に海外旅行とは無縁になりすっかり忘れていたのに、久しぶりの海外渡航の準備をする夫を見て、猛烈な嫉妬心を覚えました(笑)
(遊びじゃなくて仕事だから!と夫呆れ気味)
すっかり「私も外国に行きたい!」モードになってしまい、夫不在の間、私の大好きなアプリ「Skyscanner」で航空券を検索し始めました。
Skyscannerのお気に入りポイントは、行き先を決めずに航空券を検索できるところです。
出発地を東京にして、行き先はブランクのまま、手当たり次第に検索。
翌年の夏休み、GW共にどこも高くて撃沈。。
年末年始なんてもっと高いに決まっていると思いましたが試しに検索すると、あれ、、思ったより高くないかも?
中でもタスマニア州の第二の都市、ローンセストン行きの航空券が安かったのです。
あれあれ?
オーストラリアは年末年始は夏でハイシーズン。なのにこれくらいで行けるのか!
これはもう行くしかない!!
と1人で勝手に盛り上がるPanda
しかも二度と行けないだろうと思っていたタスマニアです!
年末年始としては比較的安いとはいえ、コロナ前より航空券は全体的に上がっているし、過去の私たち夫婦の激安海外旅行のようにはいきません。
しかも円安!!
夫を説得できるのか⁉️
そこからはもうあらゆる「年末年始、高そうなイメージだけどそうでもないんですプレゼン」を考えて、首を長くして夫の帰国を待ちわびました。
帰ってきた夫はすぐに荷物一つ一つを細かーく
「トコジラミチェック」
トコジラミをとにかく恐れる夫は、国内旅行でも徹底的に対策する人です。。
帰ってきてすぐに荷物片付ける夫えらいなー。
でも早く落ち着いてくれないかなー。
早くタスマニアの話したいなー。
とジリジリと待つPanda。
ようやくトコジラミチェックが終わり、お風呂に入って一息ついた夫に、
「夫様、お話があります」
と切り出しました。
改まった私の発言に、夫、恐怖の表情で固まる(笑)
🐼「夫様!年末年始、私とタスマニアに行ってくださいっっ!!」
とお見合いパーティの告白タイムのように告げて、航空券が思ったよりも安いという話をすると、
夫「へ??? タスマニア?? べ、、別にいいけど、、」
🐼「え?え?いいの??」
あまりにもあっさりOKしてくれて拍子抜け。
夫も、いったい妻に何を言われるのか?と怯えちゃったそうで、こちらも拍子抜けだったようです。
年末年始=べらぼうに高い!というイメージがあったので、思ったより安かったことで納得してくれたようです。
そんなこんなで夫の出張前には考えもしなかったタスマニア旅行が決まりました㊗️
そこからはひたすら旅のプランを練りました。
わたしは旅程を考えるのが大好きなので、その作業もとても楽しかったです。
タスマニアへは直行便は飛んでいないので、今回はメルボルンを経由して国内線に乗り換えます。
機内食①
機内食②
過去の記憶では、機内食にはかならずパンがついてくるけれど、袋に入っていた気がします。
今回はパンは全て裸状態で配られました。
カトラリーも全て木製でしたので、プラ削減に努めているのかしら。。
機内食②は朝食でオムレツとベーコン、ハッシュドポテトとブルーベリーのデニッシュ。
これすごく美味しかったです。
成田から10時間ほどのフライトですが、搭乗前に初めて名前を呼ばれ、カウンターへ呼び出されました。
何事か!と思ってカウンターへ行くと、「あなたの席のテーブルが壊れています。ごめんなさい。」というお知らせでした。
搭乗口でたくさんの人が呼び出されているのを聞いて、なんなんだろう。緊急事態なのかな?と思っていましたが、このようなお知らせで呼び出されることもあるのですね。
↓確かにテーブルを座席に固定する部品がなくなっていて、粘着テープで止めてありました(笑)
離陸直前にもCAさんが謝りに来てくださって、
「あとで50ドルのホテルバウチャーかワインバウチャーを出しますから」
と言われました。
この程度は問題でもないなと思ったので、「いやいやこれくらい全然良いですよー」のようなことを必死で伝えたのですが、これが意外と問題でした
貼ってある粘着テープの粘着力が弱く、寝ている間何度もテーブルが落ちてきて膝にカーンと当たるんです(笑)
もう出しっぱなしにすればよいのですが、なんだか邪魔だし、かと言って真っ暗でみんな寝ているのにCAさんを呼出し、新しいテープある?と聞く勇気もなく
結局そのままにして、途中で夫が席を代わってくれました。
しかも最初に説明されたのはテーブルの不具合だけでしたが、実際はわたしの席のディスプレイも固まったまま動かず。。
これはさすがにCAさんを呼んで伝えましたが、「ごめんなさい、壊れてるの、、」と言われてしまい、結局映画も見れず、飛行中の楽しみであるフライトスケジュールも見られませんでした。
今この辺り飛んでるとか、今外気温何度、高度はどれくらい、とかぼーっと眺めるの好きなんですよね
到着前にまたCAさんがやってきて、
「テーブルとディスプレイ壊れててごめんなさい。ホテルバウチャーかワインバウチャーを100ドル出しますから。」
と言われました。
50ドルが100ドルに上がりました笑笑
結構何人もの人が同じような対応をされていたので、この飛行機ディスプレイ壊れてる席多いなぁと驚きました
メルボルン空港に無事到着。
まだ空港はクリスマスでした。。
メルボルンからタスマニアのローンセストンまでは、ほんの1時間ほどで到着です。
タスマニアに着陸〜
早速予約していたレンタカーをピックアップ。
一番安くてコンパクトなトヨタのヤリスを予約していましたが、スタッフのお姉さんが、
「このヤリスにセカンドドライバーのオプションで追加料金を払うなら、別のもう少し良い車で、セカンドドライバーのオプションが無料でついてくるプランに追加料金なしで変更できるからそっちにしたら?」
と言われました。
なぜ、、、??
それを聞く英語力はないので結局不明。
全く意味がわかりませんが、一切の追加料金なくヤリスより良い車に乗れるっていうならそっちでしょ、、ということでお願いすることにしました。
↓ヒュンダイの車でした。
確かにヤリスより大きいのでスーツケースもトランクに二つ入れられるし、オートクルーズや道のカーブに合わせてハンドル操作を勝手にしてくれるなど、いろいろと運転支援システムもついていました。
ただナビはなし。オプションで結構な金額なので、つけずにGoogleマップで乗り切りました
早速この旅の最初の目的地、「ブライドストゥ ラベンダーファーム」(Bridestowe Lavender Farm)へ。
このラベンダーファームは世界最大級と言われていて、北海道の富良野にある最大のラベンダー畑と比較しても7.5倍くらいあります。
年末年始はちょうど見頃を迎える時期なので、とても楽しみにしていました
お天気にも恵まれて、辺り一帯にラベンダーの良い香りがしていて最高に気持ちの良い場所でした。
ラベンダーの開花時期は入場料がひとり20ドルほどかかるのでちょっと高い気もしますが、これだけの畑を維持するのには仕方ないかなと思います。
これで1日目は終了してホテルへ向かいました。
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