アレクサンダーテクニークと「静寂」の日々

アレクサンダーテクニークと「静寂」の日々

アレクサンダーテクニークを学びつつ、カリフォルニアでイギリス人の夫と暮らす日々。ユング、ルドルフ・シュタイナーの流れをひく精神心理学(スピリチュアルサイコロジー)の「静寂のワーク」とは・・?

<静寂のワーク>
魂は目に見えません。スピリットも目に見えません。でも私たちには魂やスピリットの表現を感じ、受け取ることができます。身体中を流れる血液もまた目には見えませんが、暖かさとして感じることができます。「血が騒ぐ感じ」とか「頭に血がのぼる」といった表現によって身体と心の状態を表したりもします。
静寂も目には見えませんが、それはいつでも私たちのまわりにあるものです。静寂はさまざまな性質を持っており、私たちの日常生活に影響を及ぼしています。「静寂のワーク」は、この目には見えないけれども大切な存在について学んでいくプロセスです。自然の中、瞑想的修練、あるいは対人関係の中など、様々な場面で私たちは静寂に出会い、その性質に気づいていくようになります。ワークショップではエクササイズを中心に以下のようなトピックについて、体験的に学んでいきます。
ー目に見えない静寂の身体
ー沈黙と静寂
ー他力に頼らない癒し
ー感覚の深まりと静寂

<シュタイナー教育>
シュタイナーの業績は日本では70年代に刊行された、子安美智子さんの「ミュンヘンの小学生」をきっかけに広く知られるようになりました。シュタイナー教育は教科全般に芸術的要素が浸透し、頭だけに偏ることなく心と身体をすべて使って学んでいくメソッドです。そこでは何よりも生徒一人一人の個性と創造性が尊重され、人間が本来持っている基本的な性質である「学びたいという気持ち」そして「学ぶことの喜び」を育んでいきます。”知っていれば私もこんな学校に通ってみたかった、、、”という方達のために「大人のためのシュタイナー教育」のセミナーでは、シュタイナー教育のエッセンスを、背景となっている理論・人間観も交えて体験的に紹介していきます。

<アレクサンダー・テクニーク>
アレクサンダー・テクニークが日本で知られるようになったのは、まだこの20年あまりのことです。タスマニア出身のF・M・アレクサンダーはシェイクスピアなどを扱う朗読家でしたが、あるとき声が出なくなったことをきっかけに自分の身体の使い方・習慣を克明に観察、記録し、人間の無意識の習慣について、深い洞察に満ちた発見をしました。そして身体を含めた「自分自身の使い方」を意識的に再学習することによって、生活全般の質を向上させるアレクサンダー・テクニークを開発しました。彼の業績はイギリスの医学専門誌にも取り上げられ、欧米を始め世界各国で注目されています。

<日本でのワークショップについて>
現在、年2回の帰国時に定期的にセミナー、ワークショップを開催しています。人数があれば新しいグループを始めることも可能です。興味のある方はぜひご連絡ください。
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