トルコ人のプロポーズを断る方法

タクシー運転手のお姉さんの家にホームステイさせていただき、さわやかな朝を迎えた。

さーて、バスで次の街に行くかな！

と思って用意をしていると、タクシー運転手が「おはよー！」とお姉さんの家にやってきた。


そして、何やらモジモジし始めた。



・・・な、なんなんだ・・！？



そして意を決したようにこちらを見据え、彼は言い放った。























































「結婚してください！」

















何が起きたのか瞬時に理解できず、ぽかんとする私。




























はぃ！！！！？？？？？？？



え？

今この人「結婚してください」って言った？

聞き間違い？

いや、言ったよね？






えぇーーーーー！！？











彼が言うには、昨日見た瞬間に一目ぼれして、もうこの思い、だれにも止められない

・・・的な感じらしい。




いや・・そういわれても・・ねぇ？笑


「日本に彼氏がいる」と説明しても、めげる様子もなく、とにかく私を褒めちぎるトルコ人。

うーん・・本当に面倒くさい、どうしよう・・と考えた末、私は一つの案を思いついた。


イスラム教は「父親が絶対」みたいなところあるよね？
ダメもとで・・よし、ここはお父さんに一肌脱いでもらおう。


私は言った。


「うちはとても厳格な家系で、お父さんは私が外国人と付き合ったら私に重い罰を与えると言っていた。」















え・・・。

言葉に詰まるトルコ人。









そうか・・・お父さんがそう言うならしょうがないね。

僕たちは結ばれない運命だったのかもしれない。



























ほ・・ホントに！？

納得してくれちゃったわけ？？？？？



ラ、ラッキー・・・。笑











まさか本当に納得してくれるとは思ってなかったが、イスラム教色が割りと弱めのトルコですら、「父親」の存在は大きかったみたいだ。



さんきゅー、お父さん！！



ってなわけで、私は晴れて次の町に向かった。



ちなみに、私はこの後約1か月のトルコ滞在で5回プロポーズを受けることになります。笑
どんだけプロポーズ早いんだ！トルコ人・・。

最短記録：3分w


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