今日は給料日。

 

長年のCA生活から一転、薬剤師に転職することになって驚いたのが、薬剤師の給料が低すぎること。

CAやってた時は「いつでも給料の良い仕事に戻れていいね」と言われ、時に妬まれ、「資格は人生の保険だから」なんて言っていたのだが、実際には全然給料は良くなかった。

 

転職のエージェントに相談した時も、「未経験のアラフォー薬剤師なら基本的に今(CA)より給料が下がると思ってください」と言われ、確かに求人募集を見ると驚くほど安い。

 

なぜかと思ったら、薬局薬剤師って、新卒時の給料は良いけれどそのあと全然上がらない。

年1回昇給はあるけれど、その昇給率の低さにまたビビる。

比べてCAの給料は最初は低めだけど、(私が勤めていたエアラインの場合は)年々コンスタントに昇給した。

 

そんなわけで10年以上CA続けてたら薬剤師よりも稼げる仕事になっている。

加えて、CA時代は勤務中は食事が付くし制服は会社がクリーニングしてくれて、パーディアム(滞在費)も別途支給あり。

 

さらに言うなら、数年前コロナ渦に突入した頃。

飛行機が飛ばなくなり、会社と国から最低限の補償をもらいながら毎日家でNetflixを観ているという元同僚たちが正直羨ましかった。

 

薬局薬剤師はいつも通りのペイでいつも通りに仕事。

帰宅時にスーパーに寄るとロックダウンの影響で棚はスッカラカン。

病院の医療従事者はなんだかとっても感謝されてたけど、薬局は色々な補償から除外。

 

物価が上がっても薬剤師の給料、上がる気配なし。

切ないことこの上なし。