先週の金曜日、私も義父も検査結果報告の日だったんだけど、私とは逆で義父は思っていたよりいい結果だったみたいアップ


始めに行った島根の病院では手術の余地がないんじゃないかと言われていたが、広島の大きい病院で詳しい検査をしたら場所的に難しいけど手術をすることに決まった。

二人ともちょっと安心してたニコニコ

手術が10月の第二週だから一旦島根に帰りましたバス


お義父さんは基本無表情だから分かんなかったけど、お義母さんは本当にホッとしたみたいアップ

一先ずよかったニコニコ

退院後1週間の内診でも問題無く、切り取った箇所もきれいに再生してきているとのことだった。


昨日9/27、退院後2週間の内診。

手術で切り取った箇所の病理結果報告だった。

結果は思っていたより悪かった。

高度異形成だと思っていたがその一段階上の上皮内癌だった。

(正常→異形成(低度→中度→高度)→子宮頸がん(上皮内がん(0期がん)→浸潤がん(1~4期がん))


切り取った部位の断端にも上皮内癌細胞があったので、切り取れなかったところにもその細胞があるもしれないとのことで、完治問題無しとは言えない状況らしい。

切り取った部分の再生が完了するであろう1ヶ月後に改めて細胞検査をすることになった。

病院からの帰り道、涙が出た。

なんでこう色々あるかな。

今年は結婚したり新婚旅行に行ったり、いいことが沢山あったから悪いことが同じだけ来たんだなぁって。

人生うまいこと出来てるななんて考えながら家に帰った。


帰ってからネットで上皮内癌について調べた。

一番に確認したのは妊娠・出産について。

可能だった。

例えば妊娠時に上皮内癌が発覚した場合、出産後まで治療をせず放置するぐらい進行が遅いということ。

それを知れただけでも、少し安心した。

ショックを受けながらも一生懸命聞いたはずの先生の説明が、全然頭に入っていなかったので電話してもう一度聞いた。

内容を整理し、主人にメールで報告。

晩ごはんは外食にしてもらった。

主治医からアルコールも少しならOKももらった。

今日は外でパァッと美味しいものが食べたかった。

家にいるとじめじめしそうだったから。


主人の友人のお店で美味しい焼き鳥とビール。

じめじめせずにちゃんと説明出来た。

主人は元来ポジティブなので落ち込むことはなかった。

私も落ち込まない!

この悩みとは長い付き合いになりそうだけど、がんばらなくちゃ!!



今年の4月、用があって婦人科に行ったとき、子宮頸癌の検診を勧められてなんとなく受けたら結果が芳しくなく、3ヶ月後再検査をすることになった。

7月、再検査をしてみるとやはり結果は変わらず悪く、精密検査をするために大学病院を紹介された。


近所の婦人科での検査は子宮頚部の細胞を綿棒のようなもので少しこすり取る感じなので痛みはほとんど無いが、大学病院での精密検査は細胞を何ヶ所かつまみ取る感じだったので少し痛みを感じて辛かった。

2週間後の8月、検査結果報告。

子宮頚部に異形成細胞が出来ており、段階としては

正常→異形成(低度→中度→高度)→子宮頸癌(上皮内癌(0期の癌)→浸潤癌(1期~4期の癌))

の高度異形成で子宮頚部の入り口を円錐型に切除する手術をすることになった。


その晩は寝付けなかった。

新婚だし、ずっと子供が欲しかったので子供ができないんじゃないかという不安でまったく眠りにつけなかった。

どうせ眠れないし、不安をつのらせているばっかりじゃしょうがないと思ったので、一人ダイニングでネット検索していたら、一般の方が自分の体験を詳しく記してくれているHPを見付けた。

異形成の円錐手術を受けても妊娠・出産は可能なこと、手術も開腹ではなく最先端の病院なら日帰りでも出来ることなどを知り一気に安心して、とりあえず早期発見でよかったんだと言い聞かせ眠りにつくことが出来た。


大きな病院だからか手術の予約が取れたのが9月、術前検査が2回(血液と麻酔)の後、3泊4日の手術入院をした。

入院当日、手術について詳しい説明を聞いたが、初めて耳にすることが多かった。

この手術は、異型性細胞がある個所を取り除く『治療』の意味と、取り除いた箇所を詳しく調べてもっと悪い細胞はないか、取り除けなかった箇所に悪い細胞が残っていないか調べる『診察』の意味の二つがあり、『治療』より『診察』の意味の方が強いとのことだった。

私は円錐切除をすると悪いところが全て取り切れて完治するのだと思っていので、切って終わりじゃないんだ…と少し気が遠くなった。

それと子宮頚部を切除すると子宮の出口が短くなり、妊娠したときに赤ちゃんを支える部分が短くなっているので、早産を防ぐため子宮頚部をしばる手術が必要になるかもしれないということ。



手術を提案されたとき先生からそのような説明は一切無く、不安にさせない為か

「大丈夫ですよ」「簡単な手術です」

程度にしか聞いていなかったので、せめて『治療』より『診察』の意味が強い手術だと言うことぐらいは言っておいて欲しかった。

自分の性格上気にしすぎたり落ち込みすぎるところがあるので、今回は意識して前向きにしか考えておらず、ネットで調べえるのも自分の救いになる部分しか読んでいなかったのもいけないのですが、なかなかショックでした。



入院2日目、全身麻酔だったので手術は寝ている間に終わり、麻酔による後遺症も無くその日も翌日も無事に過ごし、入院4日目予定通り退院しました。

術後は毎日微量の出血はあったが、生理もいつも通り来て問題なく日々を過ごしていた。

(手術の際切断したところが癒着して子宮の入り口が塞がってしまい生理の血が子宮内に溜まってしまうこともあると聞いていたが、それも無さそうでした。)