「言葉は、経験値と思いが乗ったとき、心にダイレクトに響く。」

昨日のお茶会で、そのことを強く感じました。



こんにちは!次世代茶道家のYUKOです🍵


昨日のお茶会は、日本舞踊・坂東流の先生方へお席を設けさせていただきました。

実はこのお茶会は、6月に終了したクラウドファンディングの返礼のひとつでした。
 

踊りの先生方のお言葉が、とにかく心に響きました!
本当に、響きました。本当に。
その先生の言葉選びは、生成AIが作った様な綺麗な単語をならべた並べたものではなくて。。。。


その中のお一人は、歌舞伎の振り付けも教えていらっしゃる先生でした。

私はお恥ずかしながら、踊りについては全くの無知です。
歌舞伎に「型」があることすら知りませんでした。
 

先生はこうおっしゃっていました。


「型があるからこそ、型が違えば、知識のある人が見ればすぐにわかるんです」と。

 

それを聞いて、、、あ、同じだと思いました。


茶道にも型があります。流派ごとに所作は異なりますが、
型をお稽古し続けていると、“わかる” んです。

 


踊りと茶道は対極とまでは言いませんが、
共通点はそんなにないのかなと思っていましたが、


実はとても近しい世界なのかもしれない、と感じました。

 

特に印象的だったのは、
「歌舞伎も、たくさんの型を覚えなければいけないけれど、
最終的には体で覚えていくんです」という言葉。

 

そして、
「その日の心の状態によって、間違えてしまうこともあるし、
同じ動きでも、見え方が全く違ってしまう」——。

 

そのお話は、AIを通したような整った言葉ではありませんでした。

例えば、「ひたすら」なんです。 とても、「ひたすら」なんですよ。と、とある話のお褒めのお言葉として、何度も「ひたすら」を言うんです。

それが、すごい伝わってくるんです。




経験と時間と思いが乗った言葉は、

心にダイレクトに届く力があるのだと、改めて感じました。

 

本当に、素敵な先生方でした。
 

そして、写真を見ていただければ分かると思いますが、
踊りをされている方々の立ち方が、とにかく美しい。


私の尊敬する茶道家の先生方の立ち居振る舞いには、
驕らない、日本の奥ゆかしさと気品があります。

所作を見ると、溢れ出ています。

 

一方で、踊りをされている方々の美しさは、また別のものと思いました。
凛としていて、芯が通っていて、本当にかっこいい!!!

写真の写り方、立ち方、体の角度、全てカッコいいです。
 

70代、80代になっても、
こんな立ち方ができたらいいな。

 

——ただそれだけの理由で、
踊りを習ってみたいと思ってしまいました。


 

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