ひと通りの検査を終えてなんとなくいろんなことがわかりかけてきた頃、


「さてそろそろ子供達に伝えようかな」という気持ちになった。


うちは母子家庭なので、私に何かあった時には、子供達の生活は精神的な面だけでなく物理的にもかなり変わってしまう。

特に我が家はあまり一般的でない子育てをしてきているので(学校行ってないとか)、私が居なくなった時には子供たちの生活は180度ひっくり返る。


そもそも乳がん関係なく普段から、「君たちが今の生活をしていられるのはママが元気で生きているからだよ。もしママが働けなくなったり一緒にいられなくなったりしたら、もちろん君たちのことを大切に育ててくれる人はたくさんいるだろうけど、こんな環境で育ててくれる人はいないし、こんな生活を与えてくれる人はいない。まず当たり前に学校に通う生活になるしね。ママが元気なうちは今のままでいい。だけどもしいつ何があってどんな状況になるとしても、柔軟にたくましく生きていけるような心持ちはもっていないといけないよ」


ということは常々伝えてはきている。


それが、現実的に実感を余儀なくされる状況になったわけだ。


この先私に何があっても子どもたちが極力大丈夫なようにしておきたい。

悲しむのは仕方ないが、それはそうとたくましく生きていってくれないと困る。


そのために、状況は全て共有しておきたい。


さて、どのように伝えるのがベストかな。


娘(当時中3)、長男(当時小5)、末っ子(当時小4)。