FXの取引は、「買った」外貨は必ず「売り」、 「売った」外貨は必ず「買い戻す」ことで1回の取引が成立します。


新規注文した『反対の売買』をすることによって、利益、あるいは損失が確定します。


FXで新規に取引した場合、「新規のポジションを持つ」、あるいは「新規の建玉を保有する」などといいます。


買った場合であれば「買いポジション」または「買い建玉」といい、
売った場合であれば「売りポジション」または「売り建玉」といいます。


FXの取引では、新規ポジションを持つ場合や利益(損失)を確定する場合の決済注文方法が豊富に用意されています。


為替相場が思惑通りに動いたケースでは、できるだけ利益を確実に確定したい、その逆に思惑と反対方向に向かってしまうケースを想定して、あらかじめ損失を限定する場合など、いろいろな注文方法を駆使して利大損小を企てます。


株式投資ではお馴染みの「成行」「指値」「逆指値」といった定番の注文方法は、FXでも全く同じです。


「成行注文」は、レートを指定せずに注文する方法。


「指値注文」は、買いたい(売りたい)レートを指定して注文する方法。


「逆指値注文」は、利益を確定、損失を限定するための注文する方法です。