例年より早い梅雨の訪れと、初夏とは思えない涼しさに”今年は冷夏でありますように”と願う今日この頃です。


さて、私は先月からファンダメンタル投資家グループのミーティングに参加しています。今みんなで取り組んでいる”お題”は「夢のファンドを作ってみよう」です。
要するに「商品や銘柄を選択してファンドを設定してみましょう。」ということです。
株式に社債、国債、商品、オプション、通貨、何でもありですが何を選んでどれくらいの割合で組み入れるのかが考えどころです。プロは当然分散投資しているのですから、実用的な練習ですね。


せっかくの夢のファンド、何らかのテーマを持って銘柄選定してみようと思いました。

実はわたくし、震災の前にはどこか海外に移住しようかと思っていました。
日本より住みやすいどこか、もっと成長期待や希望のもてるどこかに。。。
しかし、先の震災を経験し、その後様々な報道を通じて日本人の品格や底力に感じ入るものがあり、この国で、微力ながら復興に寄与してゆきたい思った次第です。


ファンドの話に戻りますと、以上の理由から「日本株」で、なおかつ今問題になっている”エネルギー”を有効活用する技術を持つ企業(機械、電気機器、情報・通信業セクター)の株式を組み込みたいと考えています。


次回は選定銘柄についてお話します。


ペタしてね


色とりどりのつつじが目にも鮮やかな今日この頃、
どんなことが起きても、時期がくれば花を咲かせる木々に、生命の逞しさを教えられる今日この頃です。
GWも目前ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?


これまで一人で金融の勉強をしてきましたが、相談できる仲間がいたらもっと勉強がはかどるのではないか?
と思い、ファンダメンタル分析を行う個人投資家グループのミーティングに参加してみることにしました。


主催者に参加申し込みの連絡をしたところ「次回のミーティングまでにこの記事を読んできてください。(英語)」と。さらに「何か業界を一つ選んで推奨銘柄を紹介するスピーチをしてください。(ファンダメンタル分析によるアプローチで)」とのこと。。。


まだ勉強を始めたばかりでわからないことだらけなのに、、、しかも人前でスピーチ(しかも英語で)だなんて、、、と、しばし弱気になったのですが気を取り直して、


「できない理由を探さない。どうやったらできるようになるかを考えよう。」と気持ちを切り替えました。


最近1ヶ月ほど証券会社の顧客向けセミナーに参加してもらった資料やレクチャーをまとめたノートから題材をとればいい。と考え準備をしました。初めてのことなのでかなりの時間とエネルギーを費やしました。。。


参加した感想は、、、

主催者が元アナリストで、とてもレベルの高いミーティングでした。
”日本語でできる事は英語でもできるようにしたい。”という思いから参加したのですが、業界知識がぜんぜん足りていないのでわからないことだらけでした。ただ、少人数のミーティングなのでわからないことを気軽に聞ける雰囲気でよかったです。彼らと対等に話ができるようになれば相当な金融知識が身につくと思いました。


「苦しい時は伸びているとき」と聞いたことがあります。これが楽にできるようになる時が、いつか必ずやってくる。
しばらくがんばって続けてみようと思います。


ペタしてね

昨日届いた日経Veritasを読んでいたら、
「新しい価値観の時代に突入」とあった。
今回の震災で「・・・”バブル崩壊後の行き詰まりの中で日本経済が無理やり
引きずってきた高度経済成長時代の余熱に頼る戦後が、今度こそ強制終了させられた”と言う。」
第二次世界大戦の後にそれまでとは全く違う新たな価値観の新時代が始まったように、
この震災の後には、新たな秩序の時代が幕をあけるという。


だとしたら、新しい時代の価値観とは?
出産、育児等でキャリアの継続が困難だった女性が仕事を続けやすい時代がくる?
様々な理由で、スタンダードなキャリアのレールから外れてしまった人たちにも、再チャレンジの機会が与えられる社会がくる?
高い専門性と技術を持つ人材(医療系など)を、広く世界中から受け入れる?
これらの雇用に柔軟な社会が実現すれば、少子高齢化で労働人口が減ることによるGDPの低下問題に少しは貢献できると思うのだけど。


21世紀に入って11年になるが、いまだ20世紀的価値観-物質至上主義-の延長にあったことは否めない。
世紀が変わったからといって、急に何かが大きく変わることは普通ないけれど-21世紀的価値観とは何か?


Veritasの記事は続ける「モビリティ(移動性・可動性)に優れたモノやサービスが有望。」と。
昨年の「断捨離」ブームはモノを持たないこと、モノにしばられないこと、を良しとした。
数年前の車のコマーシャルにも「モノより思い出」というコピーが添えられていた。
これは”モノの豊かさ”を追求する戦後的価値観からの脱却といえないだろうか?
モノをもたないと機動力が上がる。
よって、移動性・稼動性の高さが求められるようになってきたのではないか?


今日の考察はここまで。

ペタしてね

少しづつ生活ももとに戻りつつあります。
気持も切り替え前を向いていきましょう!


先週末某証券会社の人気テクニカル・アナリストで、40年に渡り相場を見てきたというベテランの方の講演を聞きに行ってきました。「新累積値から見る相場状況」と言われても???ですが、要するに「チャート(株価等の折れ線グラフ)を分析して今後の株価の動きを予測しましょう」という趣旨のお話です。以下のような内容でした。


・日経平均株価は今年年末~来年3月までに\12,800くらいまで伸びるでしょう。
・今年6月くらいまでは大半の株で底値が続くでしょう。
・夏の電力供給がどうなるか?計画停電になるのか?がカギ。
・東電株は\400を切っている今が買い時。3~5年で元の水準に戻ると予測される。(電気は必要不可欠なものだし震災前は\2,000代だった。)
・個人投資家の強みは株価が戻るまで「待てる」ということ。
・株を買うタイミングはショック安で底値を付けたところから一旦反発して、また下がってから次の上昇を狙うのがセオリー。
・今買うなら不動産、建設などで格のある会社の株が良い。
・底値から3倍になった株はさらに上がって5倍になる。
・今の相場1日で\1,000値段が上下してもおかしくない状況。
・気持ちの変化が相場を作る。マーケットに参加している外国人投資家がどんな心境になるか?による。
・電車の中吊り広告は、社会の「心境」を知るのに参考になる。
・日経平均\8,605に近いところがもう一度くるが、これが二番底なので心配ない。(二番底の後に上昇トレンドに乗る。)
・今買うなら川崎重工、コマツなどが良い。
・これから円安に向かう。
・債権は日経平均株価と逆の動きをする。
・相場が大転換する時は・・・今まで大口で取引していた人達が撤退して新しい人たちが入ってくる。
・株で損をしたら株で、オプションで損をしたらオプションで取り返すしかない。
・東電ばかりに気をとられないこと。今みんな東電の値動きに連動して動いている。
・これ以外で「みんなが必要としている会社」「経営状態の良い会社」など、まともな会社を探すこと。


そして、講師はおっしゃった。


・一つの時代は40年で終わる。終わりは新たな始まりでもある。これから新しいシステムが始まる。


そこで考えたのですが、今回の原発事故で原発の危うさを世界中が認識したと思います。これにより今後は自然エネルギーやクリーンエネルギーにシフトする動きが加速するのではないかと思いました。


ペタしてね

昨日、今日、明日と停電が見送りになりましたね。
停電がないとホッとします。
でも節電、なんだか良い機会になりました。
なるべく電気を使わないように夜は早く寝る。
そして早起きして朝スッキリした頭で勉強しようと思います。


さて、勉強するなら試験合格など具体的な目標を設定すると成果が出やすいと言われていますよね?
そこで、金融・経済分野の勉強の成果を客観的に測るテストにチャレンジすることにしました。

日経TEST(Test of Economic Sense and Thinking)は日本経済新聞社と日本経済研究センターが主催するテストで、正式名称を「日経経済知力テスト」といいます。「ビジネスパーソンや就職を控えた学生のビジネス能力を判定する。知識だけでなく考える力を測定するテスト。」だそうです。要するに学んだ知識や集めた情報を実際のビジネスシーンで活用できるかどうかが試されるということですね。


日経TEST実施要項
主催:日本経済新聞社・日本経済研究センター
次回実施日:2011年6月5日(日)≪申込期間:1月17日(月)~4月28日(木)、結果発送:7月上旬≫
試験会場:全国47都道府県 *東日本巨大地震の影響により、一部会場で中止になる場合があります
受験料:5,250円(税込み)
出題形式:4肢択一の選択式、解答はマークシートに記入
問題数:100問
試験時間:80分
出題分野:経済・ビジネスの基礎、金融・証券、産業動向、企業経営、消費・流通、法務・社会、国債経済など幅  広い分野から出題
成績発表:テスト結果は上限1000点のスコアで表示、テスト実施の40日後に成績表と公式認定証が送られてくる


テストは1、基礎知識、2、実践知識、3、視野の広さ、4、知識を知恵にする力、5、知恵を活用する力、の5つの評価軸に基づいて評価されます。

さっそく公式練習問題集を入手して勉強を始めたのですが、、、どこかで聞いた(or読んだ)記憶があるけど何だったかしら??というような単語がたくさん!
あらためて、記憶に定着させるための繰り返し学習が大切だと思いました。


また、勉強してみてこれらの問題の歴史的経緯や背景に興味を持ったら、情報をまとめて吸収するために本を読むとよいと思います。新書サイズの本が手軽です。(祥伝社新書、幻冬舎新書など。)


詳しくはこちらのサイトでどうぞ。
日経TEST
http://ntest.nikkei.jp/


ペタしてね

このたびは東北関東大震災で亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げます。
被災地からの報道を目にするたびに、被災された方々を思うと心が痛みます。

関東地方の皆さんも、連日の計画停電にはさぞお疲れのことと思います。


しかし、いつまでも悲しみにくれているわけにはいきません。
私達は幸運にも命をいただいたのですから、被災地の方々のためにも一日も早い復興を目指して立ち上がりましょう。


さて、この未曾有といわれる大震災が日本経済にどのような影響を及ぼすか大変気になるところですが、私は現時点では日本経済は1年後の今頃にはほぼ震災以前の水準に戻るのではないかと考えています。


まず、世界は日本を見捨てません。日本はGDP世界第3位で経済規模の大きな国です。日本が国家破産したら世界恐慌の引き金になりますから世界は日本をつぶしません。


日銀も緊急措置として数十兆円規模の資金を投入していますし、前日に最高値を付けたばかりの円相場もG7財務相・中央銀行総裁による為替市場への協調介入によって調整され1ドル=79円台から81円台まで戻すことができました。円安を好感した株式相場も一番下がった時の終値8600円台から9200円台まで回復しました。
市場関係者も「主要国間の協調スタンスが確認できたことの意義は大きい」としています。つまり、諸外国も日本を破産させまいとして協力してくれていて、今後もそれは続くということです。


また、日本がこんな状況であるにも関わらず円がリスク資産(高利回りが期待されるが元本割れの危険もある金融資産。株式、外貨預金、投資信託、FXなど。)として買われているのは皮肉ですが、将来値を上げて儲かると思われているから買われているのです。日本経済は遠からず立て直すと思われているからではないでしょうか。


震災以来多くの日本株が値を下げる中で、建築材料や建設会社、建設機械メーカーなどの株は値を上げています。復興需要を見込んでいるということです。


そしてやはり重要な鍵となるのは原発の被害動向ですが、福島の第一原発への放水が成功していることを受け、市場は「最悪のシナリオは回避された」との見方をしているようです。今後さらなる放射性物質の漏洩(ろうえい)などの被害が広がらなければ、この辺りが下値となるのではないでしょうか。


そして政府の対応も、今後は迅速な復興対策の実施など政策面で一層の取り組みを進められるかが課題となります。


今大切なのは落ち着いて、可能な限り今まで通りの生活を続けることです。景気は人の気分が反映するものです。今が底。時間の経過とともに余震の発生回数も減ってきましたし、これから数週間後には原発の問題も収束し、被災者の方々への支援も行き渡り、良くなるのみと希望を持って生きましょう。


ペタしてね

みなさんこんにちは。

昨日に引き続き今日も某証券会社で行われた個人投資家向けのセミナーに行ってきました。

さて、今日のテーマはオセアニア(オーストラリアとニュージーランド)経済の現状です。
昨年末から今年に掛けて洪水や地震といった自然災害で、多くの方々が亡くなったり被害にあわれたことは本当に心が痛みます。


そのあたりのことも含めて、今オセアニアはどうなっているのか聞いてきました。
お話をしてくださったのは投資情報部、グローバル情報課のアナリストの方でした。


結論から申しますと、以下のようです。

オーストラリア(豪)・・・洪水からの復興 →もう大丈夫
ニュージーランド(NZ)・・・地震からの復興 →少し時間がかかる 

 

よって、今ならNZより豪の方が景気が良く、投資先として魅力的。今後も右肩上がりで景気上昇するでしょう。そして今年5月と7月に政策金利を上げるかもしれません。


一方NZは今日、政策金利を0.50%引き下げ、2.50%とすると発表。地震の被害が国の経済規模に対して大きかったということです。しかし、今年後半から復興需要が出てくるでしょう。


この2カ国の現在の国内経済を比較すると・・・
            
             豪          NZ         

家計消費       △          ▲
住宅       今× → ○    × → ○ *半年ほどで良くなる

企業設備投資  ◎    ▲ → ○

政府支出     ○           ◎   *政府支出が住宅や消費に向かうでしょう

雇用        ○           ▲

貿易         ○           △


見通しの背景:

《景気の現状》
 オセアニア経済は新興国(主に中国)の景気拡大の恩恵によって資源や農産物の輸出を通じて景気が良かった。
 また、国内の需要も旺盛。リーマンショック時の世界金融危機後も早々に景気回復した。


一方、自然災害による経済への影響は・・・
 豪・・・大雨、洪水の影響は限定的。
 NZ・・・2度にわたる大地震の被害は大きい。(2期連続でGDP成長率がマイナスをつけた。)

両国ともに今後は復興需要が出てくると期待される。


《金利》
 豪・・・経済が堅調なのでしばらく後に政策金利引き上げが再会される可能性あり。
 NZ・・・3/10に利下げを発表。


《為替相場》
 豪ドル・・・洪水の後も1米ドル=1豪ドルの平価水準を超えて堅調
 NZドル・・・大地震の景気への悪影響により利下げされたため、若干弱含みで推移している。復興需要により景気が持ち直す今年後半以降までしばらく様子見で構える市場参加者が増える可能性あり。


為替と金利差について;
豪州とNZは2009年に金利上昇局面を迎え、対¥で為替相場が上昇した。
オセアニア地域の通貨は米ドルやユーロに比べて比較的堅調。
ただし、NZでは昨今の2回の地震、豪では今冬の洪水被害で景気が一旦減速する可能性が示唆されている。今後の復興需要による景気の再加速が注目される。


それでは、これら2カ国について詳しく見てみましょう。


豪州の天然資源の生産量と埋蔵量:

豪州は鉱物天然資源に恵まれた国。世界経済の発展に伴いこれらの利用が増えれば豪州の経済的地位は向上する。
 
天然資源 生産量 埋蔵量

ボーキサイト 1位 2位   *アルミニウムの原材料
鉄鉱石 3位 4位

金 2位 2位

ニッケル 4位 1位

亜鉛 3位 2位

ウラン 3位 1位

石炭 3位 4位


豪州GDP:
2010年10-12月期の実質GDP成長率は前期比+3.0% 
リーマンショック後も2009年後半から勢いよく回復した。
今後はサイクロンや洪水の被害がどの程度出てくるかに注目。


豪州の消費環境:
消費者信頼感指数(米国の民間の調査機関が発表する消費者マインドを指数化した経済指標)はリーマンショック以前の平均的な水準に回復している。


豪州の住宅環境:
新築住宅建設許可金額は減っているが、足元では利上げや資金需要の一巡によって回復の兆しが見え始めている。


豪州の雇用環境:
雇用環境は良好な状況が続いている。リーマンショック後に発生した2008年以降の雇用累計人数を見ると、日本や米国が低いままであるのに対し、豪州では雇用の増加が続いている。ただし、この傾向はそろそろ一服するものと見られる。


豪州企業の設備投資:
豪州企業の設備投資計画を見ると2010年度(2010年7月~2011年6月)の投資額は前年比+16.2%が見込まれている。また、2011年度は+30.3%と高い伸びが期待されている。
企業の成長への意欲が強いと見える。企業の設備投資の1/3は鉱業部門が占める。よって、資源市況の動向が影響する。


豪州の企業活動:
資源価格上昇の恩恵を受けている鉱業部門の伸びが全体を牽引している。
一方で製造業は金融危機やその他の通貨高により売上が低迷している模様。


豪州貿易動向:
アジアの景気拡大を主因とする資源需要を追い風に貿易黒字に転じている。
ただし、2011年1月は洪水の影響により輸出入が減少した。
 輸出・・・鉄鉱石、石炭などの天然資源
 輸入・・・電気精勤、自動車、機械設備、輸送機器
 *石油製品は輸出よりも輸入額の方が大きい。


貿易収支を国別に見ると・・・:
輸出額・・・1位 中国 25.2%(583億豪ドル)
  2位 日本 18.9%(436億豪ドル)
  3位 韓国  8.9%(204億豪ドル)

 

輸入額・・・1位 中国 18.7%(392億豪ドル)
  2位   ユーロ圏 13.4%(282億豪ドル)
  3位 米国 10.8%(227億豪ドル)  
  4位    日本   8.6%(182億豪ドル)


よって収支合計は、
1位 日本に対して254億豪ドルの黒字
2位 中国に対して190億豪ドルの黒字
3位 インドに対して144億豪ドルの黒字
*中国向けに資源の輸出増が著しい


物価動向:
交易条件(輸出物価÷輸入物価)は高止まっており、貿易環境は良好。


洪水の影響:
今冬の洪水被害は豪州の歴史上最大の被害額であった可能性が高い。3月3日スワン財務相によると、相被害額は7億豪ドル。
2010年10-12月期GDP成長率は-0.4%ポイント下落。また2011年1-3月期にかけてさらに1%ポイント下落の見通し。


豪州政治状況:
与党(労働党)の支持率が低下している。2010年8月の総選挙のあとに与党は獲得議席数が少なく、無所属議員などを取り込んでかろうじて政権の座を維持できたという経緯がある。
よって、議員の突然の引退や病気によって議員数が減ると2013年までの任期を待たずに再び総選挙になるリスクがある。


NZの家計状況:
小売や住宅販売動向は弱含みで推移。しばらくすれば大地震後の復興需要が出てくる見込み。


NZの雇用情勢:
2008年リーマンショックによる世界的な景気後退により失業率が上昇、時間当たりの賃金も低下したが、2010年に入ってから悪化に歯止めがかかっていた。
今後は大地震の影響がどの程度出てくるかに注意。


NZの製造業:
製造加工製品の約半分は肉類、乳製品、飲料などの食品産業。


NZの貿易動向:
第一次産業(農業、酪農)主体の国。機械、輸送機器等の技術製品は多くを輸入に頼っている。


NZの大地震:
2010年9月4日の地震・・・NZ準備銀行はその影響度を2010年7-9月期のGDPを0.1ポイント押し下げるものの、今後50億NZドル(対GDP比2.6%)の復興需要があるとした。
2011年2月22日の地震・・・キー首相は3月3日のインタビューで「2つの地震による被害総額は最大200億NZドル(対GDP比10.8%と大きい)にのぼる」との試算を示し、3月10日には政策金利を0.50%引き下げて2.50%とすると発表。


Tipsとして・・・
-豪ドルは今83.22円→ 年末までに90円台に上がるでしょう。
-NZドルは今60.93円→ 年末までに70円くらいになるでしょう。
-今回のNZの大地震は数十年に一度という規模なので、今後経済がどうなるかの予測は難しい。
-豪州は今後問題はないだろうが、不確定要素として資源の輸出先である中国の動向の影響を受けやすい。
-豪州がリーマンショック後に先進国の中でいち早く政策金利を上げられたのはアジアに近く、中国に資源を売って景気が上がったから。(中国の景気回復が早かったことが原因)。
そして金利が安かった間に住宅を買った人が多く、現在は金利を上げたことで一旦落ち着いたところ。今後順調に伸びるでしょう。
-ちなみにこの「住宅」というのは投資物件ではなく実需。主にアジアからの移民が多いため。


以上です。


両国の一日も早い復興を祈念します。ペタしてね



みなさんこんにちは。


昨日に引き続き今日も某証券会社で行われた個人投資家向けのセミナーに行ってきました。


投資といえば一番に思い浮かぶのが「株式」ですよね。
というわけで、日本株、どれを買おうか悩んだときに判断材料の一つとして覚えておくとよいこと、というお話です。
お話をされた方はトレーダー経験のあるストラテジストの方でした。


最近の傾向として:

国内の機関投資家(証券会社など)がそれまで保有していた日本株を売っている。理由は国際会計基が採用され、会計制度が変わったことによりそれまで含み損益の会計処理が1回/年だったところが4回/年になり、
変動商品を扱っていると会計処理が煩雑になるため、今もっている変動商品を手放しているとのこと。


また、彼らが持っているこれらの大量の株を一度に売ると株価に影響が出てしまうので、そうならないように小分けにして売っているのだそうです。
(一度に売る量は、その株がふだん取引されている量の1/3くらいまで。)
ちなみに、金融機関は配当のない株は保有できないため、彼らが持っている株はすべて有配の株。配当によるインカムゲイン(保有し続けることによって得られる現金収入)も狙うならこれらの株がよいでしょう。


よく話題にのぼるブラジル株について:
ブラジルのボベスパ指数(ブラジルの平均株価指数)が上がっているのは海外からの投資マネーが大量に流入しているから。これらはドルで運用されているので、ドルベースで計算して上がり/下がりを見るべき。


ブラジルに流入しているお金はSWF(ソブリン・ウェルス・ファンド)から来たものが多い。これは政府が出資する投資ファンド、「政府系ファンド」と呼ばれるもので、貿易黒字で国内の貨幣量が増えるとインフレになるので、そうならないために余ったお金を海外に分散投資する、というもの。


少子高齢化に伴っておきる資金の移動について:

今、先進国はどこも少子高齢化が進んでおり、年金基金に払い込まれるより基金から出てゆくお金が多い。今後の経済成長率の低い先進国の株を売って、伸び率の高い途上国に投資する動きが始まっている。


これから定年を迎える人が増える

   ↓     

年金が支払われる  

   ↓      

今まで銀行の10年定期に加入していた人達が、使いやすいように1年定期や普通預金にお金を移す。 

   ↓

すると、銀行は長期投資にまわせるお金が少なくなり、10年国債などは買えなくなる → 国が10年国債を売れなくなることによって借金をしづらくなる。。。

*この件に関しては昨年3月に財務省主導で日本国債を海外への売り込みを強化したそうなので、今後の動きに注目。


どこの国に投資するか、よりもどのセクター(業界、業種)に投資するか?:
競合がなく、高い世界シェアをもっている会社は安定的。
例:機械部品メーカーなど


10年後、20年後を占うには?:
年齢40~55歳の人が最も多くお金を使う層(消費人口)なので、その人口が10年後、20年後に多い国の株は買い。


20年後、日本は消費人口の減少にともない日本株は下がるので、長期運用には向かない。


株価の大きなトレンドの変化の予兆はどのように表れるか?:
最近1年くらいの出来高(証券取引所で売買が成立した株数、売買高ともいう)を見て、増えていれば本格的に株価が上昇トレンドに入ったと考えられる。
また、出来高とTOPIX(東証市場第一部上場のすべての銘柄の株価を基にして算出される指数)は連動している

企業の利益が上がる = 株価が上がる・・・わけではない:
機関投資家が買うと上がる。(←決算発表の後に動く人達。)


為替の影響:
円高=赤字ではない。


*日本株価は外国人投資家(日本国内の外資系企業やアメリカの投資信託など、外国の機関投資家やその他大口の投資家)の買いがあるかどうかにかかっている。よって、打たれた政策が外国人投資家の目にどう映るがが決め手。


彼らの特徴は以下のとおり:
-政府が10兆円規模のお金を使うと良い反応がある。逆に1~3兆円程度だと悪い反応。


-彼らは2~3週続けて買い越すので、彼らの出方を見て(1週目は見送って)2週目から買うとよい。


-10~11月は良いニュースがあっても少ない買い。(欧米企業はこの時期決算なので動きは少ない。)


-10~11月に悪いニュースがあると大きな売り。(1週のみ。次の週は落ち着くので、そのときに自分が買うとよい。)


-経済規模の小さい国の政変はあまり株価に影響しない。資源の供給が滞らなければ問題ない。



今日のセミナーを聞いて「各種統計」と「指数」の種類と読み方を学ぶ必要があると思いました。


以上です。  ペタしてね








みなさんこんばんは。


今日は某証券会社で行われた個人投資家向けのセミナーに行ってきました。

金融のお勉強といえば、まず最低限押さえるべきは日経新聞ですね。
私もweb版を購読していますがすべて読むのは大変。。。効率的な読み方はないものかと思いセミナーに参加してきました。
講師は日経新聞社の公認「日経新聞読み方アドバイザー」の方でした。

テキストは紙ベースの日経新聞でした。
以下に内容をまとめましたのでご参考までに。。。



まず、「すべて読むのは大変なのでテーマを持って、ポイントを絞って読みましょう。」


新聞記事には2種類ある
-発表記事 → 事実
-取材記事 → 予測

「経済・景気は予想で動く。予想が現実を作る」


「一番重要なニュースは一面に載っている記事」です。


日経新聞の見方:
- 一面の見出し=結論が書いてある
- 一面左上=企画物。背景を学ぶのに良い。 
- 一面下の方、春秋コーナー =意見として。(朝日新聞でいうと天声人語ですね。)


World Markets:
ここを毎日チェックすること。
日経新聞のここを見て、今後どうなるかストーリーを予測する。

参考までにWorld Marketsに出ている指数を説明すると、


日経平均・・・東京証券取引所一部上場企業の主要な225社(日本の経済に影響を与える企業)の株価を合わせて指数化した株価指数。


NYダウ・・・アメリカの株の動きを示している代表的な株価指数。アメリカを代表する    30社から計算した平均株価。


ドル/円・・・1米ドルが日本円でいくらで取引されているかを示したもの。


ユーロ/円・・・1ユーロが日本円でいくらで取引されているかを示したもの。


長期金利・・・10年国債の利回り。


ドバイ原油・・・1バレルあたりの原油価格の指標。アジアはドバイから原油を購入している。


円相場:
世界で事件が起きると円が買われる。避難先として安心だと思われているため。


金利:
短期金利=償還期間が一年までの借入金の金利。日銀のオペレーションで決まる。


長期金利=国が発行する10年物国債(長期国債)の中で流通量が多い銘柄の利回りを基準としている。住宅ローンの金利や銀行が企業へ融資する際の金利を決める目安になっている。


原油:
世界の主要な産地は3箇所。原油価格の3大指標。
WTI=ウエスト・テキサス・インターミディエートの略。ニューヨークマーカンタイル商品取引所(NYMEX)で取引されている、原油価格の先物。


北海ブレント=北海油田で生産される原油。欧州の原油価格の指標(マーカー原油)になっている。


ドバイ原油=アラブ首長国連邦(UAE)の7首長国の1つ「ドバイ」で産出される原油。日本はここから購入。



タテ読みとヨコ読み:


タテ読み 

 一   政   経   国

 面   治   済   際   

      面   面   面

 ↓   ↓   ↓   ↓


 

ヨコ読み 一面から              一面で気になる記事を見つけたら
      気になる  --------------→  各面で関連する記事を拾って読む。
      トピックス                または連想して読む。
      を探す 
                例:「タイの首相が日本の首相を訪問」
                         →何のため? →と調べてゆく


2ページ左下、「首相官邸」を見ると首相のその日のスケジュールがわかるので、そこからトピックスを探してもよい。


3ページ「景気がわかる」を読む。3面は解説をしているページ。

3ページ「きょうのことば」一面と連動している。用語の勉強に良い。


経済統計の見方:
いろいろあるが、まずGDP,景気動向指標、日銀短観を見る。

割安な銘柄を探す方法としてはスクリーニングがある。スクリーニングとはPERなど各種指標で条件をつけて銘柄を探すこと。


スクリーニングに使えるサイト:
Infoseekマネー
http://money.www.infoseek.co.jp/

トレーダーズ・ウェブ
http://www.traders.co.jp/

新光総合研究所
http://www.kabumap.com/servlets/Query?SRC=shinko2/scrnQ    

        
3つの気:
人気、元気、天気・・・これらに関わるものの株価が動く。


雲(暗雲)
テロ、天災、ウイルス・・・これらも主にネガティブな材料として市場に影響する。 


経済面:
5ページ 経済1 国とのかかわり
7ページ 経済2 金融とのかかわり 
8ページ 国際1 政治
9ページ 国際2 経済


外為市場:
銀行同士の取引価格


17ページ マーケット総合:

「大機小機」=有名アナリストやエコノミストが匿名で書いているので、要チェック。


21ページ 景気指標= 事実 = Fact情報。月曜版に掲載。とても重要。

31ページ 消費= 消費の傾向やトレンドがわかる。


その他、tipsとして・・・


*株価は実際の経済の動きの6ヶ月先のトレンドを表している。


*モーニングサテライトニュース(テレビ東京 5:45am~)を見ると前日のNYの取引結果がわかるので、これを参考に今日の予想が立てられる。
 
*海外マーケット情報は夕刊に載るので夕刊も購読した方がよい。


*2ページの社説に今注目すべき点が書かれているので注目。これ重要! 


以上ですが、一時間半のセミナーでこれだけの情報量でした。

耳にしたことがあってもよく理解していない用語を掘り下げて調べ、知識を深めたいと思います。

             

ではまた。

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みなさんはじめまして。


私は数年前から金融機関で働いてきました。




というと、皆さん「さぞかし金融知識が豊富なのでしょう」と思われるらしく、よく投資や資産運用に関する質問を受けます。


「今の世の中いつ失業するか分からないし、毎月のお給料以外にも収入を得る手段がほしい。」


「銀行に預けていても利子は無いも同然。だから資産運用すべきというけれど、何をしたらいいの?」


「将来のために今から資産形成を始めたい。20万円くらいの資金で始められる金融商品ってあるかな?」


「もう還暦を過ぎているから、短い期間で運用益を上げられるものはある?」 etc etc...



私の周囲だけを見てもこれだけ資産運用に関する関心の高さが伺えます。

しかし、私の仕事は管理系。金融知識が全く無くてもできてしまうものです。
そして不勉強であったため、これらの答えに窮する日々を送っていました。


私自身もまた、”稼ぐ”力は身につけたものの”守る”と”運用する”方法を知らずにきたのです。


以前読んだ本にこのようなことが書いてありました。
「お金のことをよく分からずに生きているのはルールを知らずにゲームに参加しているのと同じ。」


そして


「お金はすべてじゃないけど絶対。今起きている様々な社会問題も、お金の回し方次第で解決できることがたくさんあるはず。」


「金融が人を幸せにする時代がやってくる。」


と思い、資産運用という仕事に強い関心と興味を持つようになっていきました。


そんなある日、ふとしたきっかけで「アナリスト・レポート」なるものを目にしました。

「難しい専門用語だらけ。。。でもこの分析は面白い!」




そして金融のプロをめざして勉強を始めました。
超がつく初心者ですが、勉強の成果をシェアする場として、
また勉強のモチベーションを維持するために、
ブログに日々学んだことや考えたことを綴っていきたいと思います。


よろしくお願いします。



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