女の子ブームの世の中。

かくゆう私も姉妹で育ち、
長男を生む前…、いや結婚相手も決まっていない頃から、女の子を産んで育てることしか想像していなかった。
まさか、自分が2人の男の子のお母さんになるなんて全く想像していなかった。

だから1人目の時も2人目の時も、医師から性別を聞いた時はショックだった。特に2人目の時は、かなり落ち込んだ(ごめん次男)。

男の子は…とゆうか、我が子は可愛い。本当に愛おしい。
でも、男の子は思春期に母親がイヤになる?
そして結婚すればお嫁さん(とそのご両親)と密に過ごす。
そして姑となる私は、最小限の関わりである方がうまくいく。
かたや女の子は、女同士話が尽きない日が来るだろう。娘の悩みなら、共感やアドバイスもしてあげれる気がする。
結婚し出産となれば、きっと孫を連れて足繁く顔を見せてくれるだろう。旅行や買い物、ランチにカフェ…

ウダウダと考えてしまう。

しかし自分のメンタルによって、
いやいや、そんな将来のこと考えても仕方ないでしょ!!
男の子だろうが女の子だろうが、一人前の社会人にして、結婚できれば御の字。
今しか経験できない我が子の成長を思い切り楽しまなければ勿体ない。
そもそも自分が健康でいなければ、老後なんてあったもんじゃない。
とにかく今自分にできることは、男の子しかいないからと将来を悲観することではなく、
目の前の我が子と共に日々成長することだ。


…しかし、メンタルは日々揺らぐ。

男の子なんて、小さい頃は多動で激しくて服ひとつ着させるのに苦労して、
遊びも激しいし、日焼けする率高いし、
買い物なんて地獄。
思春期には臭くなるしエンゲル係数えげつないって聞くし、壁に穴があくかも。母親が鬱陶しくなって話もしてくれない。
苦労して育てたのに結婚したらますます距離ができて寂しい老後。
わたしは夫とも不仲だから、老後夫婦で気ままに楽しむなんて論外。


そして酷い時はさらにひねくれていく…

私には妹がいるのだが、
高身長高収入のパートナーに恵まれ、女の子を1人授かって育てている。
夫婦仲が良く、セックスの相性も抜群だとか。
そして姪っ子は、お人形遊びが大好きで、よく食べよく笑いよく寝て、すくすくと成長している。

なんだ姉妹でこの差は!!ゲロー
ちくしょうめ。

…とひがみ妬みに発展してしまう。

…着床前診断の資料を取り寄せたこともある。
げっ、高すぎる。妹の旦那の給料なら現実的なのに。


しかし、しかし、しかし!!!!
どう考えても、やはり他人と自分を比べて悲観するのは、時間も労力もムダだろう。
男の子だろうが女の子だろうが、
育てたように子は育つ。
優しくて、愛される人間となり、
結婚して人の親となり、
自分の家族を大切にする。
そんな大人になれば、きっと私のことも大切にしてくれるだろう。

今84歳の祖母に、
男の子しかいなかったら老後寂しいかなぁ?って聞くと、
「そりゃ寂しいっしょ!!」
とバッサリ。
男の子も女の子も育てた祖母は、
「小さい頃は男の子が可愛かった。けど大きくなるにつれ逆転した!話も女の子の方が楽しいしね。」
とはっきり。
人生の大先輩が言うんだから、
やはりそうゆう側面もあるのだとは思う。。

でも、無い物ねだりはほどほどに、
在るものに感謝を忘れずにいたいなぁと自分に言い聞かせている。


3歳と1歳の男の子を育てながら、
やっと1日が終わったーーっと布団に入り、
またあっという間に朝が来る毎日を過ごしているが、
それは当たり前ではないのかもしれない。

健康に感謝
元気で心の支えとなっている両親と祖母に感謝
心配のない妹に感謝
稼いでくれる不仲の夫に感謝
元気でわんぱくな息子たちに感謝
いつも笑わせてくれる親友に感謝
親切にしてくれるご近所さんに感謝


ありがとうという気持ちを忘れずに。
自分に言い聞かせます。