最近の息子くん。

やばいよ。

マジで。

勉強も野球も。



全くやる気ナシ!



1年ぶりにお正月に帰省したときに、昨年とは違う何かを感じた。

野球の話を全くしない。

1年の夏に疲労骨折や腰椎分離を繰り返し、すっかり挫折してしまった息子。

今はもう、残り半年間を何とかやり過ごすしかないのだ。

背番号なんてもらえっこない。

そう思っている。

親の方も、励ましたり、なぐさめたりする余地もないくらい。

それでも、部活に所属している限り

朝練習、夕方から21時までの練習。

休日だって1日たりとも休めない。



正直言って

情熱をもてなくなったスポーツにそんな時間かけるのって

どうなんだろう?

って思う。

10年間続けてきた野球だ。

もう、

引き際は自分で決めてもいいんじゃないか?と思う。


思わず、口に出して言ってみた。

すると息子は

「 オレもそう思うけど、

  今辞めてしまうと、小中学校のコーチと送り出してくれた友達に申し訳ないから。

  あと半年がんばるよ。」

と言った。

う~ん。

確かにそうだけど・・・

なんか納得できない。

「 あのね、野球をやってるのはあなたなんだから、
  
  人の為とかじゃなく、自分の為にやりなさい 」

そう言った。

すると

「 自分の為なんかにならないよ。

 誰かの為、って思ってないと続けられない 」

ナルホドね・・・

「 それに 退部したら退寮だよ。 迷惑かかるじゃん 」

迷惑かかる っていう相手は私達 親 に対してだと思う。

そりゃそうだ。

退寮しても学校は辞めるわけにはいかない。

いっその事、私が引越しをして狭いアパートでも借りて、パートして

息子が卒業するまで2人暮らしでもしようか?

そして

息子を塾に入れて、勉強頑張らせて、大学に進学させる。

そんな妄想?めいた考えが私の中で広がっていった。

もちろん、そんな考えは夫に即却下されてしまったのだけど


夫いわく

「 惰性でやる、って事も時には必要なことなんだよ。

 特に仕事なんかそう、惰性じゃないと続かないときもあるんだから 」

そりゃぁそうでしょうけど

なんかさぁ~

息子の目が暗くて曇ってて、なんだかとても残念だったんだもの。

母は胸が痛くなったのよ。

どうか、

息子がもう一度輝きを取り戻せますように・・・

どうか、

無事に卒部を迎えられますように・・・

どうか、

成績がこれ以上さがりませんように・・・
(これ大事!)



ほぼ、2週間に1度くらいの割合で息子から電話がかかる。


しかし、


3週間ほど連絡がない。


以前は「どうしたんだろう?」なんて気にしていたけれど


最近は放置にひひ


どうせ、中間テストの結果が異常に悪く、


説教を恐れているに違いない。



単純なヤツだむかっバカなヤツだダウン




そう思っていたここ最近であった。


昨夜、電話があった、、、


息子からの着信だと確信した私は


夫に「出て」と懇願。


そのくせ、


「体調はどう?」とか「テストの結果は?」とか「野球は?」とか


「洗剤はまだあるの?」とか、


ごちゃごちゃ横から口を出す汗


夫からしてみれば

「自分で聞けばいいじゃん~むっ


と、、、、


だってさぁ、


私が直接話すと説教になっちゃうんだもの。


おだやか~な父さんと話をした方が息子も癒されるワケだよ。


で、


息子の本題はやはり




夫通訳:「中間テストがやばかった」



息子の言葉を私に分かるように反復する夫。






私(あ~、そうですか、そうでしょうとも!

  大学行かないのね~。

  って言うか行けないもんね~。)






となりで歌うようにつぶやく私の言葉を息子にはやわらかぁく変換して伝える夫。






夫通訳:「えっ?まだ理工学部狙ってる。諦めてない?




私(いやいや、ムリでしょう(笑)

  何言ってんの~?早く他の道を捜しなさい。)



再び通訳する夫。




夫通訳:「えっ?なになに?

      今は頑張ってる?

ふむふむ、

      数学も物理も分かるようになってきた?」




私(えっ?今更ですか?

  もう手遅れなんですけどぉ~。)

  それとも、今後のテストでオール100点でも取るつもりですかぁ?)





とうとう柔らかな変換ができなくなった夫。


ここで母にバトンタッチ。




愚息本人:「いや~叫び

       さすがに今回はヤバイと実感して、

       反省の覚悟を決めて電話しました~」




やたら下手にでる息子。


しかぁし、


その言葉に何度も裏切られてきた母は学習した。


コイツが反省するのも3日間。


期末が行わる頃にはスッカリ忘れているに違いない。




私(いやいや。もういいのよぉ。

  そう思うのは今だけで、どうせすぐ忘れちゃうでしょ?

  もうね。入学した時の約束通り、来年は就職活動してください。)




極力、やさしく、穏やかに。


息子の学力に期待する母親は卒業したのだ、と自分に言い聞かせて。




愚息本人:「いや~叫び

       大学に行きたい、です。」




私(それは前から聞いてるけどぉ。

  行けないものは仕方ないじゃない?

  ちなみ大学行って目標あるのかな?)




愚息本人:「大学でいろんな専門資格をとって、、、

       消防官になりたい、です。」




出たぁ~。


消防官への夢は、中学生の頃から語っていた息子。


まだ捨ててない。


または、コレを言うと私が異常に喜ぶので、


最後の切り札として使ってきたのか?




私(へ~。それは立派な目標だね。

  でも今の成績じゃ目標の学部は無理でしょ?

  今後はオール5とか取っちゃって評定平均上げる予定なのかな?)





愚息本人:「そのつもりで、、、

       数学も物理も、

       最近の授業はついて行けてるし。」




またまた出たぁ~。


息子よ、テスト教科は13教科なのだよ。


ついていけてないのは、数学と物理だけではあるまい。


仮に、数学と物理だけ5を取ってもキミの評定は01も上がらない。


相変わらず、アホだ。





私(ふうん。でもテストは13教科だよね?)






愚息本人:「あっ、、、

       ミーティングが始まるし。

       今日はこのへんで、、、」




またまた、また出たぁ~。


都合が悪くなると、この言葉だよ。




私(そう。カゼひかないように、気をつけて頑張ってね)





一応、最後は優しい言葉をかける母である。




愚息本人:「あっ、、、うん。ありがと。」




以上が息子との会話。


息子はある大学のある学部の推薦を狙っていて


それはその高校に入学するときから本人の意志で決めていたことである。


正直、


普通に授業を受けて、普通の成績をとっていれば


難なく推薦で入れるレベルの大学なのだ。


入学後に、、


野球と勉強を両立する難しさを知り、


努力を怠った現在の結果は本人が身をもって実感するしかない。


それが、今だとしても、


息子が人が変わったように勉強し始めるとは到底思えず、


希望する学部に行くのは、


おそらく、


(ムリじゃない?)


と思う私ですシラー





私の空虚感の一部分は

空の巣症候群

によるものだと自分自身で認識している。

例えば、

洗濯物を干す時
そこに息子の服が無い事を寂しく物足りなく感じる。

スーパーへ買い物に行った時
息子の好物を見つけ思わず手に取るけれど
息子はもう家には居ない現実を思い出し
苦笑いしながら棚に戻す。

夕暮れ時に自転車に乗った野球少年を見た時
当時の息子の姿を重ねて頬が緩む。
(気をつけて帰ってね)
と心の中で声をかける。

TV録画の一覧を確認した時
二年前に息子が録画した番組が
見ないままになっていて
どうしても、その番組を消去する事が出来ない。

などなど、、、

例を挙げるとキリがない。

まるで、

息子がこの世から居なくなったみたい。

いやいや

チョット待てよ。

息子は確かに生きていて、

私が空虚感を感じているこの瞬間も

17歳のバリバリ現役高校生として

泣いたり笑ったり怒ったりして毎日を過ごしている。
母親の事なんか思い出す暇もないほど、今を精一杯生きてるハズだ。

そう、
単に、
私が勝手に感傷的になっているだけなのだ。

それが

空の巣症候群、というもの。

だと思う。

夫に言うと苦笑い。

口元の笑みが

(アホらしい~)

と言っている。

だけど、

仕方ないじゃなぁ~い💦

お腹にあの子が宿った時から

中学卒業まで15年間も

いつも、誰よりも、近くにいて

褒めたり叱ったり

反抗期にはケンカしたり😡

常に私の側にいた息子が

今は近くに居ない。

それを寂しく感じる事は当たり前の事なのだ。

何が悪いむっ
(誰も悪いとは言っていないのに逆ギレか❓)

おそらく、

この気持ちはずっと続くものなのだ。

そう認めてしまえば

これから先は

その気持ちと仲良く同居しながら

これから先の私自身の人生を

楽しく生きよう😘って気持ちになれる。