暑いですね!
生徒さんのための問題集をチェックに行きたいのですが、
ゲリラ豪雨で2度、暑さで2度阻止されている
高校受験プランナー・中野裕子です。
・・・朝のうちに行けばいいのか!!!
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埼玉県の公立高校を志望する受験生の保護者の方向けの
土曜公開授業や、学校説明会に参加するコツです。
3つのチェックポイントの3つめは
「学校が『わが校はこうです!』と言うこと以上に、その環境をチェックするです」
ちょっと長くなりますが、
学校の考え方が、形となって表れやすい、
チェックポイント5つを書き出してみます。
私自身が、学校訪問時にチェックして、
他校と比較するポイントです。
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①授業以外の学習スペース&グッズ
・自習スペースや、自習の機会がどのぐらいあるか
・大学入試過去問・大学案内がどこに、どのぐらい常備されているか
→自学自習のためのスペースやグッズ、
先生への質問が出来るスペース、
そして朝・放課後・休みの日などの自習タイムの設定と
進学には,関連があります。
自習インフラが設定されているから万全、
というわけではないのですが、
設定されていないと、ちょっと注意が必要。
「朝に自習時間はありますか?」とか、
「自習室はどのあたりですか?」など、
通りがかりの先生に質問してみちゃいます。
(そして、その時の先生のお答えにもチェックを!)
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②掲示スペースに貼っているもの
・校内掲示物(大学案内・部活案内・テスト範囲・その他)
→学校が生徒に
見せたいもの、してほしいこと、そこへ行ってほしいものが
掲示されています。
たとえば「国立難関大のオープンキャンパス」のポスターが、
掲示板を占領している高校には、
「源氏物語を読む」などの教養系のポスターは、
なりをひそめています。
見てほしいもの、してほしいこと、行ってほしいところが、
違う例です。
また、保健室前のポスターを見ると、
男子校には「気胸」への注意が(若い男性に多い病気からでしょう)
女子校には「風疹ワクチン」への注意喚起がメインになっていました。
(テーマは進学とは違いますが、気遣いを感じました!
あ、共学校では「ドライアイに注意」でした。偏りがないですね~。)
複数の学校でチェックしてみてください。
各校の考え方の違いが見えてきます。
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③ 乱雑か、整理整頓されているか
・ある程度、整理・清掃が行き届いているか
→学習環境として、耐えられる程度に、
整っているかどうかを見ます。
私は、トイレを見ることがありますが、
基準は「生徒の学習環境として、耐えられるか」です。
男子校と女子校のトイレが、
同じ程度、キレイであるわけがないですし!
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④授業中の雰囲気
・授業を受ける生徒の様子
→できれば全学年・クラスをまわって、
大まかな雰囲気を見てみてください。
1年後、お子さんが、こんな感じで授業時間を
過ごせていたらいいな、という雰囲気かどうかが、
チェックポイントです。
具体的なポイントとしては、
服装・授業態度・参考書や辞書を使っているかなどを見ます。
生徒が寝ているのは、
やる気がないのか、昨晩勉強し過ぎたのか、
判然としないことがあるので、割合を確認するのみに留めます。
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⑤学校がアピールしたいこと
・公開授業への先生の態度
・配布物の中で、強調していること
→「いかにも管理職」な先生が
率先して保護者や中学生に、声をかけている学校は、
「うちに来て!」とアピールするシステムや自信が、
ある程度整っていると考えられます。
(もちろん、他の点のチェックが欠かせませんが!)
ほかの先生方も、積極的に学校や授業を
紹介してくれることが多かったです。
見たい場所への案内をお願いしてしまいましょう。
その間に、思わぬエピソードを聞けたりします。
→上位校の場合、黙っていても生徒が集まってくるので、
保護者にアピールする先生は少ないです。
そこで、配布物(学校案内やそれ以外)の中で、
ほかの学校と違うポイントを探してみます。
たとえば、同じ「埼玉県進学指導重点推進校」に指定されていても、
それを大々的にアピールしている学校もあれば、
触れてもいない学校もあります。
触れていないところには、
「代わりに強調したいところ」がありますから、
それは何かを探してみましょう。
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授業公開が朝スタートでよかった!と思われた、
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