手紙を送る→(2日後)→テレアポ→訪問→提案→受注
さて、テレアポするぞ!ってなったときに、私が目の前に用意する「仕掛け(お守り)」は、
・大きな鏡
・お客様リスト(Excel:慣れるまでは、ペン、メモ帳)
・コールスクリプト(パワーポイント:パソコン、紙で印刷してもよいです)
・ご案内するための資料(ホームページ:紙で印刷してもよいです)
・スケジュール帳(会社使用のもの:紙で印刷してもよいです)
です。
前回、コールスクリプトについて詳しく説明しました。
今回は、ご案内するための資料、スケジュール帳になります。
【ご案内するための資料】
ご案内するための資料としては、A4・1枚(片面カラー印刷)のみです。
ご案内するための資料の目的は
◎訪問につなげる
◯メルアドゲット
になります。
「昭和の営業 テレアポ編(8)」の「手紙を送る」⑦お客様に役立つ情報を同封する
と同じ物になります。詳しくは、こちらをご確認ください。
【スケジュール帳】
スケジュール帳については、受注は訪問先にしかない!と、とにかく予定をパンパンにすることのみを目的にしていました。
会社で利用するもの以外に、市販のアナログ手帳を使用していました。
(いまは、携帯と同期できるようになっているため、手帳をもっていません。)
営業手帳については、一日8時~17時までのメモリがふってあり(なかなかないんです。。)、1ページで週全体が見れるものをつかていました。
自分が仕事に打ち込む時間が、8時~17時だからです。
スケジュール帳についても、記入するのが仕事になるのだけは避けたかったので、会社名と場所だけを時間線を引いて記入し、余白にテレアポしなければいけないお客様の会社名を記入していました。
高額の製品・サービスを営業していたので、訪問については、1アポ30分計算で、お昼なし(お昼食べると体が膨張する感じがして頭がキリッとしないので、なるべく食べませんでした。)です。
移動時間を100分とし、MAX1日5アポを目標に、どんどん予定をいれまくりました。
少し、話がズレますが、私は、どれだけ遠方のお客さまであっても、訪問のチャンスがあれば、駅からどれだけ離れていようが、会社からどれだけ離れていようが、ガンガン行くようにしていました。
よく、効率を考えて、近距離のところだけの営業にしないと、時間がもったいない。という事をおっしゃられる方がいますが、
「非効率営業は目立つんだ!」と、自分に言い聞かせて、どんどん行くようにしていました。
その結果、フットワークが軽い営業マンという代名詞が付き、
訪問先からは、「なかなかここまで来てくれる営業マンはいないんだよね~。」と喜ばれるし、
会社からも「須藤ならどこでも行くから、どんどん須藤に新規の会社を担当させよう!!」
と、ラッキーなことばかりでした。
さらには、往復4時間(徒歩計1時間)のお客様のところに行く際に、台風が接近しており、行けないかもしれない・・・。
お客様からも、「今日は、いいよ。台風が来るから、次の機会で」と言われました。
しかし、定時まではいらっしゃると言うので、このチャンスを逃したら、次はないと思い、
「交通機関がストップするまでは何が何でもいきます!」と言って、片道4時間かかって行きました。
そのお客様からは、「今どき、こんな状況で、新規営業に来る営業マンはいないよ!」と言っていただき、
今でもその方とは、ビジネスを超えたお付き合いをさせていただいております。
こういった、泥臭いことを続けることで、必ず、最高のチャンスに巡り合える!!という体験が何度かありました。
こういった泥臭い営業が、「昭和の営業」コラムを書くきっかけとなったことは、言うまでもありません。
ここまで、受注のためのテレアポのお守りについて詳しく説明してきました。
自分なりの仕掛けを楽しく作って、受注するためのテレアポの自信につなげてください!
次回は、「お守り」を活かした、受注するためのテレアポ実践になります。