喪失はどんな人にも降りかかる。

 

仕事を失うこともあれば、

愛を失うこと、

ときには命が失われることもある。

 

大切なのは、

こうしたことが起こるかどうかと

考えることではない。

 

喪失は必ず起こり、

だれもが向き合わなくてはならない。

 

「OPTION B(オプション B)

――逆境、レジリエンス、そして喜び」

P40より抜粋

 

 

 「OPTION B(オプション B)――逆境、レジリエンス、そして喜び」

 

これからご紹介する

『オプションB』という本は、

 

愛する夫が急死した

Facebookの元COO

シェリル・サンドバーグが、

 

友人で心理学者の

アダム・グラント(※)から

 

自身の悲劇を乗り越えるために

教えてもらい、実践し、考察した

レジリエンス(回復する力)を

鍛える方法が細かく綴られた本です。

 

 

 

※アダム・グラントは

「GIVE & TAKE」の著者です

 

 

 

 「オプションB」とは何か

 

例えば、

 

最愛の家族と一緒に過ごすことや

ビジネスで成功することは、

 

きっと

多くの人にとって

人生の「最善策」でしょう。

 

 

 

しかし、

 

生涯に渡り

最善策(オプションA)で

ある続ける完璧な人生もまた、

 

多くに人にとって

難しいものです。

 

 

 

自分の失敗や過失で

オプションAという生き方を

失うこともあれば、

 

災害や事故、病気など、

自分ではどうしようもないことで

失うこともあるからです。

 

 

 

しかし、

たとえ最善策(オプションA)

が叶わなかったとしても、

 

 

私たちは次善策である

オプションBという

人生の中で、

 

 

永遠に続くかのような

空虚や絶望から抜け出したり、

 

その過程で精神的に成長したり、

 

再び感謝や喜びを感じながら

生きていくことさえ

できるようになるのです。
 

 

 

こうした

逆境から回復する力、

 

レジリエンスは

自分で鍛えることができる

と知っておくことは、

 

今苦しい状況に

ある人だけでなく、

 

誰にとっても

お守りのように

知っておいて欲しいと

私は考えています。

 

 

 

 

 悲劇から立ち直る方法

 

本書で紹介されている

悲劇から立ち直る方法の中から、

今日は3つご紹介したいと思います。

 


①「3つのP」から脱出する

 

心理学者マーティン・セリグマンは、

「3つのP」が苦難からの

立ち直りを妨げるといいます。

 

1.Personalization

  自責化(ぜんぶ自分が悪い)

2.Pervasivense

  普遍化(全てがダメになる)

3.Permanence

  永続性(この辛さが永遠に続く)

 

    

悲劇は

自分のせいではなく、

すべてにおよぶわけではなく、

ずっと続くものでもない。

 

私たちは辛い状況にあるとき、

 

あの時こうしていれば…

と自分を責めたり、

 

人生のすべてに

自信を失ったり、

 

もう二度と

晴れやかな気分には

なれないだろうと

地獄の底に落ちてしまった

ような気持ちになります。

 

 

私にもそういう経験が

あります。

 

 

そんな時はまず、

 

・ぜんぶ自分が悪い

・全てがダメになる

・この辛さが永遠に続く

 

自分がこの

「3つのP」の思考に陥っている

ことに気付づき、

 

  ↓

 

「事実はそうではない」

と繰り返し自分に

伝えてあげてください。

 

    

 

私たちは生涯を通じて

自分の力でレジリエンスを育み、

すべてに広げ、

永遠に持ち続けることができるのだ。

 

 

 

②最悪を受け入れ、自分を大切にする

 

「最悪を受け入れる」とは、

 

悲しみに襲われるタイミングは

自分でコントロールできないと

認めること

 

と本書には書かれています。

 

 

    

私にだって、

泣き休憩は必要だった。

 

路肩に駐めた車で、

職場で、取締役会で、

泣き休憩をとった。

 

お手洗いに隠れてすすり泣くことも、

デスクで涙にくれることもあった。

 

あらがうことをやめると、

感情は早く過ぎ去るようになった。

 

もしこの記事を読んでいる方で

悲しい出来事に感情を支配され

苦しんでいる人がいたら、

 

湧き上がった感情や

自分自身をまるごと受け入れ、

寄り添ってあげて欲しいです。

 

 

弱いとか、ダメだとか、

そんな風に思わず、

 

コントロールできないことだと

悲しむことを無条件に許可していい。



それは自分を大切に

することでもありますが、


回復を助けることにも

繋がるのだから、


辛さを感じる自分に

罪悪感を感じないでくださいね。


 

 

③最悪な事態を想像する

 

意外ではありますが、

悲しみを乗り越える際

 

「もっと悪い状況」

 

を考えるも

助けとなるそうです。

 

    

「デーブはお子さんたちを

 車に乗せているときに、

 不整脈を起こしていたかも

 しないよ。」

 

 

ほんとだ。

3人とも失っていたかも

しれないだなんて、

考えたこともなかった。

 

その瞬間、

子どもたちが元気に暮らしていることに、

途方もない感謝の念が湧いてきた。

そしてこの感謝の気持ちが、

悲嘆をいくらか和らげてくれたのである。

 

P34より抜粋

 

 最後に

 

私たちには

どんな悲劇も乗り越える力

があり、

 

生まれつきではなく

レジリエンスは鍛えられる力

だと知ることが、

 

 

今深い喪失を感じている方や、

 

過去の苦難を乗り越えたいと

思っている方の

 

生きる勇気や、

 

回復の一助と

なりますように。

 

    

 レジリエンスは心の内奥から生まれ、

差し伸べられた助けから生まれる。

 

この世のよいものに

感謝することから生まれ、

 

最悪な事態をありのままに

受け入れることから生まれる。

 

悲嘆を乗り越える方法を

研究することから生まれ、

 

悲嘆を受け入れることからも

生まれる。

 

思うように事態をコントロール

できないこともあれば、

思った以上にコントロール

できることもある。

 

たとえ人生の濁流にのみ込まれても、

水底を蹴って水面に顔を出し、

もう一度息をつくことはできるのだと、

私は学んだのである。 

 

P40より抜粋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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