5月11日 長良川鵜飼い開きの日。
岐阜県の長良川で5月11日から10月15日まで行われる鵜飼いの初日。
鵜飼いは7世紀のはじめから行われていた。
Night Birds
1982年リリース。
♪風にのり夜を飛ぶ
美しい翼で街の明かりに向かい
暗闇を突き抜け
ゆっくり降りてくる
再び夜がくるまで
夜の鳥はその日に
別れのキスをする
規制された巻かれている縄をほどいたなら、風にのり街の明かり目指して飛べる。
憧れていた自由。
何ものにもとらわれない自由。
好きなところへ飛び、その自由を手にする。
規制された、巻かれていた縄から逃れたならば全てが満たされると思った。
好きなものだけむさぼるように食べ、誰にもとがめられることなく全てが満足できるのだと。
しかし自由に飛びすぎた。
常識、ルールを越えて自由を求めてしまった結果、さらにさらに縄が自分自身にくいこみ、身動きがとれなくなってしまうなどと予想もしなかった。
おのれ以外のことは考えない。
それ以外は蚊帳の外。
自分が気に入らないものは排除しようと考えた。
自由に飛びまわっているはずだったが、蚊帳の中にいることに気づく。
おのれのみが蚊帳にとらわれていることに。
おのれが見ていた世界は蚊帳の中だけの世界だったことに。
縄を巻かれて規制された中でも、縄から逃れて自由となった世界でも、縄はくいこみ、蚊帳からは出られないことをさとる。
本当の自由は他のものの気持ちを理解し、尊重して感謝し、ルールを理解し守り、他のものをも救った上に成り立つことを忘れてしまった。
再び夜がくることはない。
おのれ以外は考えないのだから。
永遠に夜明けはなく、太陽が昇ることはない。
もう蚊帳の外に出ることはなく、誰も会いにはきてくれない。
気に入らないものは排除すればいいのだから。
規制され縄で巻かれていたときよりも満たされないことをさとる。
おのれの負の感情、後悔を吐きだしたくとも吐き出せない。
好きなものだけをむさぼるように食べようとしたのだから。
救ってあげたかった。
暗闇をつきぬけ、夜の鳥が別れのキスをする。
夜の鳥は、美しい翼で街の明かりに向かって飛んでいく。
羨望と後悔の念で、その姿を見つめ続ける。



