ナンバー23 & アイアムレジェンド on DVD | 花火屑

花火屑

本当に良いものはいつになっても色褪せない

最近たくさんの映画をストックしてまして。
ちょっとだけ見たので、それについて少し書こうと思います。

溜め込むのが好きなタイプなので、たくさんストックしてももったいぶってなかなか見ないんですよね。
見ることで、そのディスクの価値がなくなっちゃうような気がして?


アイ・アム・レジェンド 特別版
ウィル・スミス


¥1,350
 
★★★☆☆

んー。
映画館に見に行こうと思ってたんですが、なんかの事情か急に気が変わったかで、結局DVD鑑賞になりました。
ほぼウィル・スミスの1人芝居です。
ずーっと前に「キャスト・アウェイ」ってトム・ハンクスがほぼ1人芝居って映画あったな~。
まぁ、彼にはサマンサというシェパードが一緒ですけど。

私は知らなかったんですが、この話、もう3度目のリメイクだそうですね。
前2作を見てる人にはあまり評判良くないようですが、私は別に。普通に面白かったと思います。


どうして1人になっちゃったのかはよく分かりませんでしたし、だからなんなんだ、的な部分は多々ありました。
だからシナリオはあんまり良くなかったのかも。思い返してみると。

印象に残ったシーンはと言えば、ここが良かったために星3個になってるんだけど。
博士がビデオ屋さんで、マネキン達と会話をするところ。

「約束だ、明日必ず彼女に話しかけるよ」
あのマネキン達が彼の寂しさを癒し、会話能力の低下を抑えているんだと思うと同時に、なんだか怖い。
もう気が狂う一歩手前まで来ちゃっているような。
それを物言わず眺めているマネキン… Queenlyコワイ


逆に残念だったのは、感染者が何か学習してて、博士を罠にかけるまでの知能が見えてきたシーン。
そこ自体は別に良いんだけど、その後。
何か展開しないのかいっ!と。
最後はやっぱり猪突猛進に向かってくるだけで芸がない。あんな学習シーン要らないじゃん。

改めて書いてみると、まぁそこそこのできかな。というところでした。




ナンバー23
アンレイテッド・コレクターズ・エディション/
洋画


¥3,551 角川映画(株)

★★★☆☆

不思議な雰囲気が漂う印象のこれ。
数字と脳みその不思議が好きなので手に取ってみましたが…。

なぁんか思ってたのとかなり違いました。
ジム・キャリーの父親ぶりはかなり好きでしたけど、息子もノリが良いな。

ある自費出版の本を手に取ったことから、"23"に取り憑かれた男の話です。
他の方のレビューにも「こじつけ過ぎて」と多くある通り、ちょっとムリがあるかしらと思いました。

何か、例えば誕生日とか住んでる番地とかを足したり引いたりして、強引に"23"にする、というのは別に良いんですよ。
思いこみってそういうものだと思いません?
誰もいないって分かってるのに、夜クローゼットを開けてみるのとかに似てると思うのです。
だけど問題は、どうして取り憑かれたのか。って所だと思うんです。

取り憑かれちゃえば何でも有りだ、って感じに見えて仕方がなかった。
時間が延びちゃってもその症状について少し説明を入れるとか。もっと世界観を見てる人に伝えようとして欲しいというか。

でもそれって難しいんですよね。
作ってる側はずーっと映像を見てるし話も知ってるから、全く何も知らない人が見ても伝わってるか、を知るのは大変でしょうとも。

あと、激しいセックスシーンがかなり多い…。
推理ものかサスペンスだと思ってリビングで見てたので、ちょっと痛かったです…。



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