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ユキ景色

結婚3年目で夫と死別しました。
猫とサザンと映画が好きです。


母が退院して2ヶ月が経過しました。


骨折箇所の痛みは治まりつつありますが、床に座る事はまだ出来ません。

心配なので、今も実家で生活しています。


退院直後は母を労って、優しい気持ちで接してたのに

ずっと一緒に居ると些細な事が気に障り始めました。


物が置きっぱなし とか、電話の声がデカイ とか

テレビつけたまま寝る とか。


黙って見過ごせばいいのに、我慢できない時があって口に出して

そんな うるさい自分に嫌気がさしました。


結婚して実家を出てから、母は一人で自由に過ごしていたので

今さら私と生活するのは窮屈かも知れない。

時々、私の顔色を窺っているのに気付きました。

娘なんかに気を遣う母が可哀想になって

少し距離をおく事にしました。


自宅には空気の入れ替えや郵便物の確認で

月に2回くらい帰ってたけど

今は週の半分、自宅で過ごしています。


そしたら穏やかな関係に戻りました。

母に口出ししたくなっても、まあいいか、って思える様になりました。

母が私に遠慮する様子は無くなりました。


私が自宅に帰ってる間、しゃがむ事が出来ない母には

床に置いてる猫トイレの掃除が困難です。


猫はトイレが汚れていると

綺麗な布団や取り込んだばかりの洗濯物の上で用を足してしまうらしいのです。

(シマちゃんは、まだやったことない。)


何よりシマちゃんに不快な思いをさせたくない。


猫トイレを増やす事で、自宅で数日過ごす事が可能になりました。




退院してから母にベッタリのシマちゃん。
珍しく私のベッドに来て、脱ぎ散らかした部屋着の上で寝ています。(嬉)

私の気持ちを離さない。距離感掴む天才猫。



起こしてしまった。肉球かわいい。




禁酒、節酒、断酒、とありますが、私の場合は禁酒です。


飲酒による健康被害が発生している時に

一定期間 飲酒をやめることを禁酒と呼ぶらしいです。


飲むと必ず頭痛が起きる様になった事をきっかけにお酒を控え始めました。

体からの警告でしょう。


飲まなくなって初めて、体のラクさに気付けました。


飲んだらその後、何もしたくなくなってた。

頭が働かないから考えが纏まらないし

家事が段取りよく出来なかったのです。


飲まない夜の過ごし方が分からず

時間をもて余すと思ってました。


毎日飲んでると、当たり前に知ってる味だから、美味しいのは一口目だけ。


時々飲むなら、美味しく感じる時間が長く続きます。


先月の誕生日に112日ぶりに飲んだビールは

悪魔的に美味しくて最高でした。


一度飲んでしまったらタガが外れて

毎日飲む生活に戻る事を恐れましたが、大丈夫でした。


次に飲んだのは、先日のウォーキングのあと。

1ヶ月以上ぶりでした。凄く美味しかった。


3杯しか飲んでないのに、次の日の夕方まで具合が悪かったです。

誕生日の飲酒後も少し体調が悪くなりました。


体質が変わったか、限界値を超えてるのか。



2週間アルコールを我慢出来ない場合は

依存症だとかどうとかって聞いたことがあります。

自分はそれだと思ってたけど、どうやら違うみたいです。


禁酒すると体脂肪が減ると思ってたのに全然減らん。

禁酒すると甘い物が欲しくなるとの事で、頻繁にアイス食べてます。

嗚呼。




⬇️悪習慣を断つアプリで記録中。⬇️


禁煙生活1年以上継続してた。


老化に抗ってます。





2月中旬。母が入院しました。

自転車で転倒したのです。

右脛骨近位端骨折との事。

うけいこつきんいたんこっせつ、と読むらしい。

スネが縦に割れてるの。


手術をしてもしなくても、入院期間は殆ど変わらないと言われ

本人の希望もあり、手術は受けませんでした。


2ヶ月後の4月中旬、母は無事退院しました。


寛解状態とは言え、痛みは続いている模様。

室内での生活は、ほぼ問題ないのですが

入浴だけは転倒の不安が拭えません。


そして床に置いてる猫トイレの掃除が出来ない。

しゃがんだり正座をすると かなり痛むうえに

自力で立ち上がる事が困難なのです。


母が入院した頃から、シマちゃんのお世話の為実家で生活しております。

退院後1ヶ月経過しましたが

上記の理由から まだ実家に居ます。


私も母も独りで自由に暮らしてきたので

少々の煩わしさを感じ始めています。お互いに。


でも「ただいま」とか「おかえり」とか

「いただきます」とか「ごちそうさま」とか

今まで返って来なかった言葉が聞けて

家に誰かが居ることの有り難みも感じています。



実家は都会なので、徒歩10分圏内にスーパーもコンビニもドラッグストアもある。

バス停は3分。とても快適。


自宅は田舎でバス停や駅まで徒歩25分。

お店も病院も遠い。

地域のタクシー会社は25時まで。

深夜、家族に何かあっても すぐに動けない。

地域外から呼んでたら時間がかかり過ぎる。


車を所有しない者には非常に不便な場所だということ、実感しました。

これから年齢を重ねていけば、ますます不便になる。


夫が居た時は全く気にならなかった。

夫さえ一緒に居てくれたら、不便さも厭わなかった。

こんなに早く独りにされるなんて想像もしてなかった。


不便だけど夫と暮らした家には思い出があって

まだ離れられそうもないです。

これからじっくり先の事と向き合わなくてはなりません。

めんどくさい。





香箱上手。かわいいラブラブ


ギスギスしても、シマちゃんのお陰で癒されてます。

私も母も。

セロトニンが永遠にチャージされてる。