10001回目は来る-虫垂杯細胞カルチノイド、転移性卵巣がん、腹膜播種と共に生きる日々の記録- -2ページ目

10001回目は来る-虫垂杯細胞カルチノイド、転移性卵巣がん、腹膜播種と共に生きる日々の記録-

31歳で結婚。33歳からの不妊治療
足掛け7年、15回以上の人工授精、4回の体外受精。
諦め切れずにいた39歳の冬に発覚した卵巣がん。
なんと、転移性で、原発不明がんでした。
病理診断より虫垂杯細胞カルチノイドがほぼ確定。プラス腹膜播種ありです。現在42歳です。

今日は入院日。
息切れ感が強く、しんどかった。
午前中は、実家に寄って火災保険の見直し。
ほとんど電話で担当者と話して決めてましたが、それでも説明➕捺印までに30分位かかった。
父は気は身が短いからいつイライラするか心配だったけど、なんとか大丈夫やった。

それよりも何よりも
父が私と会ったとき、誰?という反応。
でも鍵を開けてきてるし、声は二女だし…。
ようやく私がガクッと痩せたことに気づいたらしい。
さすがに心配し始め、
お前、病気じゃないとか?
だから調子が悪いってずっと言ってたでしょ!
自分のことを優先して考えろよ!

はい、そうさせていただいてます。
もっと早くそうすれば良かったですが…。

早めに病院について、入院手続きしたら、
本来はそのあと、採血→診察待ちと二時間くらいかかって病棟に上がります。
でも、今日は貧血症状なのか、息切れがきつくて動けず、ベッドに横になり、採血。そのまま寝ていて、移動後、診察は病室で、でした。

 腎臓の値が悪くなってる
 これは、腹水を大量に抜いているせいだろう。
 ここのところ、6リットルは抜いて半分は戻してるんだけど。
 でも、やはり腎臓にとっては良くなくて。
 そして、今までは月に一回ヘモグロビンの値が落ちて、輸血をしてたけど、今回もヘモグロビンが落ちてて、輸血をしなければならない。

 マーカー値は、緩やかな動きをしていたが、また上がってきている。

 全身状態を評価するためにCTをして、今後のことを考えていく必要がある。
 
 今後のこと=今のように二週に一度の入院を入れた積極的治療ではなく、自宅近くでの緩和ケア中心

ということ。
ずっと、ずっと結論は先延ばしにされていて、
いや、このまま緩やかになんとかやっていけるんじゃない?とかどこかで気がゆるんできていた。

でも、現実が急に迫ってきた感がある。

たしかに退院から入院の間も、
ムカムカが強かったり、
食事が思うように取れなかったり、
息切れ感が強かったり
…増えてきた。

明日、CTをして、
夕方、夫も読んで今後について面談をすることとなった。

夫にそのことを伝え、
信頼のおける先生方にはLINEでつたえ、


しばらく時間が経ってから
すごく不安が強くなり、どうしよう、どうしようってなった。

としてたら、仕事の休み時間をぬって夫が電話をしてくれた。思わず泣きながら話してしまった。夫も辛いだろうに、ね。ありがとう。

そして、ついつい、信頼おけるお二方にも泣きながら電話してしまった。。。

本当に申し訳なかった…けど、どうしても吐き出したかった、甘えたかった。

今までだって、色んなことがあり、乗り越えてきたはずなんだけど、やっぱり苦しくて不安で。


でも、とにかく受け止めていくしかないんだ。
前向きに。

ここにも吐き出させていただきました。
すいません、ありがとう。