先日、ブログをフォローさせていただいているサトーさんの個展

「影アート」を拝見しにギャラリーに行ってきました。

 

すでに役目を終えたモノたちが、積み重ねられ張り合わされて

形作られている何か…そこに光を当てると⁉

 

作品を拝見しながら、頭の中に「息吹く」という言葉が浮かんでき

ました。

 

凍える冬を乗り越え、春にたくさんの植物たちが芽吹くように…

一旦は使命を終えたモノたちが、サトーさんの手を経て光によって

新しい命に生まれ変わる。

 

触れることはできないけれど、影というやさしいやわらかな命を

輝かせる。語り部のモノたちの新しい物語。

その物語のはじまりは小さな一つのスイッチ。

 

いつかまた物語の続きを聞いてみたい。そんな気持ちになりまし

た。とても楽しい展覧会でした。