続きが気になって一気読み
読後感は、岡嶋二人『クラインの壷』を
読んだ時と同じ
もやもやー
そしてひやっとする
1994年の作品なので
図書館でカードを使って本を探す様子や
調べるためにまずは図書館に行く様子
寝台列車もでてきたりと
今なら違う方法がたくさんありそうなところも
昔の作品の魅力だなーと思う
『ナミビアの砂漠』の監督さんがインタビューで
映画は世界を映す鏡って言っておられて
いやほんと小説もそうだなぁと
描かれなければ存在を知られずに
埋もれていくことを
作品に残す
最近、映像作品を観ることが多かったから
読書の面白さを
あらためて思った一冊
本屋大賞2024発掘本部門
超発掘本に選ばれています
『ナミビアの砂漠』山中瑤子監督インタビュー