静かに「だるまさんがころんだ」をやるなら… | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

素敵なおもちゃがあると、遊びが豊かになります。
たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!

5歳児を担任していた時の話。


ちょうど、「だるまさんがころんだ」に夢中になっている頃でした。

給食後のちょっとした時間に、数人が廊下で、「だるまさんがころんだ」を始めたのです。

赤ちゃんたちは眠る時間だし、廊下を占領して走るのは危ないので、
「今、ここでやるのは、やめようね。」と話しました。


しばらくして行ってみると、一人が一つずつぬいぐるみを持ち、廊下に腹ばいになってぬいぐるみを歩かせながら「だるまさんがころんだ」をやっているのです。

さる

鬼もぬいぐるみ。
それで、しっかり成り立っているようでした。


逃げるときもぬいぐるみをよちよち歩かせるだけですから、静かなものです。



うまくやったなあと、感心してしまいました。

自分たちの思いを人形に投影させて納得できる。
それはそれで、楽しむことができる。


年長児らしい、人形を使った遊び方を見せてもらいました。