息子さんが早々と寝てしまったので
ベランダに出て夜風に当たっています。
辺りは人影もなく静かで
月あかりは煌々と明るく
夏の夜は本当に気持ちいい。
ネットで漫画をちょいちょい読んでるんですが…
本日、とてつもなく好みのものを見つけて、心密かにホクホクしております。
タブロウ・ゲート。
絵が素敵すぎヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。ってとこから読み始めたんですが
この頃ぼんやりと考えていたことと、イメージが重なるようなシーンがあり
なんだか印象的な本。
この夜の明るさと静けさも相まって
ただいまとても幻想的なモード✨
タブロウ・ゲートのお話、あのカードキャプター少女の物語の構造とよく似ています。
主人公の少年が〈月=The MOON〉のカードのタブロウを解放してしまうところから物語が始まるのです。
それで、ぼんやり考えていたこととイメージが重なった、というのは
タブロウの人格が、そのカードを所有するマスターの観念によって変わるの。
「マスター、貴方にとって 月 とは」
って問うシーンがあるんだけど
マスターが、「月」をどう呼ぶかで、「月」の人格とか能力がまるっと変わる。
「どう呼ぶか」とか
「名をつける」とか
例えば魔法使いが妖精と契約をしたり
陰陽師が自然霊なんかを使役する時にも出てくるけど
なんでそんなに大事なんだろうって思ってた。
いや、今でもよく分かってないけど(笑)
でも、なんかぼんやりと
〈私が〉それを何と呼ぶか
が大切なんだろうな、と思う。
太陽、月、悪魔、死 などなど
タロットカードに書かれているのはこの世界を表すモチーフたちだけど
それを「なんと呼ぶか」を
「自分が決める」
そうすることで
世界を自分の手に取り戻す、というか
自分が自分の見ている世界の「マスター」だということを思い出すことで
世界がその主に力を貸すようになる、というか
そういうことなんじゃないかな?
とぼんやり思った。
やっぱり夏至の夜といえば
「真夏の夜の夢」を思いだしちゃって
なんか妖精のことをね、考えてしまう。
それでね、まだベランダにいます(笑)
何かに会いそうな夜だ。
皆さまもよき夏至の夜を✨