長崎・ハウステンボスの旅
今日は
ポルセレインミュージアム
をご紹介します



こちらは主に古伊万里を含む有田焼が展示される美術館です

実は今年長崎に旅行する事に決めたのは最初に有田焼を見に有田(佐賀県)に行く事を決めた上での事でした。
なので、ハウステンボスの
ポルセレインミュージアム
も楽しみにしていました



入り口を入ると高さ約2mの巨大な花瓶(色絵山水怪獣文広口大花瓶)がお出迎え。
19世紀後半の物で、明治時代の万博に出品された多くの有田焼に見られる技法が使われています。
続く第一室では、中国、有田焼、ヨーロッパの陶磁器を並べ、東西交流の流れをご紹介しています。
17世紀中期ごろ、オランダ連合東インド会社によって有田焼(伊万里)など日本の磁器や中国の磁器が海を渡りヨーロッパの国々で愛されていたそうです。
そういった東インド会社による東西の交流や、その影響を見ることが出来ます。
所々に「やきものうんちく」が置かれていて、それも興味深く、読むことが出来ました
第2室では、室内装飾品として最盛期を迎えた古伊万里や柿右衛門を、ドイツ・ベルリンにあるシャルロッテンブルグ宮殿の磁器の部屋「ポルセレイン・キャビネット」を再現する形で展示しています。
当時、高価だった磁器を約3,000点も飾りつけた富と権力の象徴ともいえる空間。西洋美術と東洋趣味が融合した姿を見ることが出来ます。
第3室は、技術革新や原材料の改良により大型で鮮やかになった、19世紀後半のものを中心に陳列されています。
実に華やかでした

小さなミュージアムですが、素晴らしい陶磁器が多く収集されていて見ごたえがありました

特に、第二室の「ポルセレイン・キャビネット」は必見です

ポルセレインミュージアム
ハーバータウン
9:00-21:30 金土は22:00まで
パスポートで入場可(パスポートが無くても、400円で入場可)