ロッテルダムから10ほど離れた所に
昔ながらの風車が沢山残っている場所が有ります。
ユネスコ世界遺産にも指定されている
キンデルダイク(Kinderdijk)です
(登録名:キンデルダイク・エルスハウトの風車群 )
アムステルダム近郊のザーンセ・スカンスにも
古い風車が6基残されていますが、
キンデルダイクにはその約3倍の19基もの風車が
残されています
並べてみるとすごい数
(調子に乗って風車の絵文字作っちゃったので、沢山使ってみました
)
そしてこの風車、思いの外のハイスピードで回っていて
驚きました
動画縦に出来ず横向きでスミマセン
10月までは風車の中にも入れると言う事で、
中に入ると
すぐに目に入るのが、
こちらの歯車。
こんな歯車が
幾つも組み合わさって、
力を出していたんですね
これぞ風力
風車の中は、ハシゴの様な階段が有り、4・5階建て
になっていました。
各階に2・3部屋有り、
住居として
使われていた様子です。
(上に行くほど部屋数は
少なくなり、一番上は
一部屋でした。)
こちらはリビング
でしょうか
大きなオランダ人には
少々手狭な気がします
本物の風車を間近で見れて、中にまで入れて
なんだか良い経験が出来ました~
最後に・・・
そもそもなんで、オランダには風車が沢山有るのか、
また風車による灌漑の仕組みを調べてみました
『国土の4分の1が海面下にあるオランダは、
たびたび水害に見舞われ、排水システムの確立は
国造りにおける最優先課題でありました。
干拓にあたり、水を汲み上げる装置として使われたのが、
粉挽き用の動力に使われていた風車です。
灌漑用風車の仕組みは、風を受けて回転する羽根により
内部の歯車も回転し、下部のポンプが水をくみ出します。
くみ出した水は次の地点の風車へと流れ、その風車が
また次の地点の風車へと水を流していく。
そして最終的にはLEK川に排出される。
つまりくみ上げた水が、風車の連携により流し出されました。
解り易く説明するとバケツリレーの原理です。』
とのこと
納得です