いよいよ娘の帰省の日が来ました。
その日は朝から娘と会える嬉しさと、元夫との食事をしなければいけないイライラでモヤモヤした感情でした。
仕事が終わり夕方、娘からのLINEで
娘【今日帰るね〜、19時着だから、その頃空港にパパ来るって。ご飯何食べようかな?パパの奢りだから高いもの食べるか笑】
私【さっと食べれる物にしよう。疲れてるだろうから、早く帰って家でゆっくりしよう!】
娘【それもそうだね。】
家に帰り着替えをして夕食に向けて心の準備をしていたら、元夫からの着信が…。
私「もしもし?何かあった?」
元夫「一旦娘を迎えに行って私を迎えに来て食事に行くと時間がかかるから、一緒に迎えに行こうと思って、今家の前!」
私「‼︎‼︎‼︎」
外を覗くと元夫の車が横付けされていた
私「そんな急に来られても、仕事から帰ってきたばかりで何もしてない(嘘)し、急に予定変更されても困る。なんでいつも自分都合なの?私の意見は通らないの?」
元夫「意外と早く仕事終わって帰ってきたなぁって思ったから、支度する時間あったと思ってそれなら行ったり来たりしなくて済むじゃん!」
家の近くに張ってたんかーい
もう言葉も出てこない。しかし娘の到着時間が迫っているので、諦め半分一緒に迎えに行くことにした。
車中私は窓の外を眺め、早く空港に着かないかとだけ思っていました。
そうしたら
元夫「最近の義姉や俺の言動、悪かった。義姉に関しては俺は何を考えているかわからないから、謝るしかない。俺はやっぱり、私と居た時間を思い出して、今本当に後悔している。自分のした事だから何も言えないけど。」
私「……」
元夫「今日は最後だと思っている。勿論また会ってもらえたらという気持ちもあるけど、それには時間が浅過ぎるのは理解している。今日は、娘もいる事だし、楽しく過ごさせては貰えないだろうか?」
私「そうですね。せっかく娘が帰って来るのに、仏頂面で出迎える気はないので、大丈夫ですよ。食事も不味くなるし、楽しく食べましょう。」
私は元夫がこの様に思っているとは考えもしなかったので、若干驚いた。しかし元夫の言う様に、娘もいるし、ギスギスしていてもしょうがないので、提案を受け入れた。
元夫「ありがとう。何食べようかな?美味しいもの食べよう。」
その後は、世間話をしたりして空港までの道のりを進んだ。
空港に到着し、娘が来るのを待っていた。キャリーバックを取り駆け足で娘がやってきた
娘「ただいまー、やっと帰ってこれた!」
私「お帰り〜、会いたかったよ。」
元夫「元気そうだな。さて何食べに行く?」
娘「肉食べたい」
元夫「じゃあ焼肉だな、いいとこ知ってるから連れて行ってやる!」
娘「え?(チラリと私の方を向き)でももっと簡単なものでも良いよ」
私「良いよ、娘が食べたい物で。焼肉に行こう。」
元夫「よしじゃあ行くぞ!」
と張り切って車に乗り込みました。
はたから見たら、仲の良い家族に見えるんだろうなと言う光景でした。