記念上演の第2弾はヒョンビンでっ
これも見たかった作品。
「王の涙~イ・サンの決断~」
宮廷内の最大派閥・老論派の策謀により、祖父である先代王・英祖によって父・思悼世子を殺された李朝第22代国王イ・サンは、即位後も絶えず暗殺の危険にさらされていた。心を許せる家臣はただひとり、宦官のカプスだけであった。一方、英祖の後妃でイ・サンよりわずか7歳年上の義理の祖母、貞純王后は、民の飢饉や夫の喪中など意に介さぬ贅沢三昧。権力の頂点を求めイ・サン失脚を狙っていた。理想の治世を実現するため、イ・サンが老論派の排除に動き始める中、当代一の刺客ウルスを使って王暗殺を企てる。
李朝第22代王 イ・サン ヒョンビン
孤独な王 イ・サン 前半はもう静のイメージ
書を読んで静かに語る感じね。
ビョンビンって絶対的に高貴なオーラがあるよね~
だからとても王様役似合ってると思った
尚冊 カプス チョン・ジェヨン
久しぶりに見たわ~トンマッコル以来かも
この王様の書庫番のカプス!
記憶力が凄いのよ~王様が探す本の置いてある場所だけでなく
いつ何をしたとか自分が宮中に入って何日目とかきっちり覚えてる!!
このカプスも静かな中い内に秘めるもの持ってたな~
このカプスが本当に凄く良かった!!!!!!!
刺客 ウルス チョ・ジョンソク
これまたチョ・ジョンソクさん出てると知らずに見て驚く~
子供の時から刺客として育てられた腕利きの刺客
ひょうひょうとした感じや俺様的でない彼も素敵っ!
近衛隊長 ホン・ギギョン パク・ソンウン
ちょっと今回大丈夫?って思うよね~彼も
悪いかな?って疑ってみたりして。
インタビューで自分でもそんな事語ってらした。
貞純王后 ハン・ジミン
イ・サンの父を死に追いやった英祖(イ・サン祖父)の後妃
どんだけ年の差の後妃なんだよって感じよね~
で!ドラマ「イ・サン」の時も憎々しく描かれてた貞純王后だケド今回もっ!!
ハン・ジミンちゃんの高ビー高慢ちきオンナの眼差しが凄いっ
悪役やってみたかったと言ってただけあってこれでもか!な憎らしさ
恵慶宮 キム・ソンニョン
イ・サンの母役は「相続者たち」のキム・タン母役の
キム・ソニョンさん!
息子を陥れようとするのが見え見えの貞純王后とバッチバチの感じ
息子を何とか守ろうとする母っ!!!
女官 ウォレ チョン・ウンチェ
洗濯房の女官のウォレ。
彼女も又、ウルスと共に幼い頃から刺客として育てられ
宮中に入って連絡係の役目を果たしてるのよね~
怖いわ~宮中って!!ホントに周りどの人が敵か味方かって感じ
養父役にキム・デミョンさんが出て来たわ
闇の仲介人 クァン チョ・ジェヒョン
懐かしの「Happy Together」のピルドゥ!!!
善人の時は心温かい役だけど悪人の時はこれでもかって位・・・
今回も悪かった~っ!!!
親の居ない貧しい子達を集めて刺客を育てて売りさばく~
何か「キルイット」思い出したわ・・・
番号で呼ばれてるのも一緒だったし
この映画イ・サンの暗殺計画が実行されるまでの24時間を描いているのよね~
なので度々その時間軸を伝えてくる字幕が出る。
イ・サンは小さい頃から暗殺の脅威に晒されながら孤独に生きている中で小さい頃から
宦官として自分のそばにいる書庫番尚冊がいつしか心のよりどころに~
お互い寡黙だけど信頼関係築いてる感じ!伝わってきたわ~
いつどこで暗殺されるか分からない宮中なのでイ・サンは密かに体を鍛えてるんだけど~
尚冊が砂を袋に詰めて~計量
それを体中に着けてから衣を羽織って日々過ごす~
武官でも半日で根を上げるのに~と尚冊が心配する程ストイック王
もうこれ見て私は・・・
「巨人の星」の大リーグボール養成ギプスを思い出してしょ~がなかった
少年飛馬良い体してたのねっ
夜な夜なこんな風に鍛えてるっ
腕立てもやってた~上裸でっ!!
史劇でもサービスショットありなのかよって思った次第
「水戸黄門」の由美かおる入浴シーンも有るしね って!ちが~う!!!!!
ヒョンビンはシナリオに「腕立て伏せをする正祖、よく鍛えられた背中の筋肉は完璧」
っていう文章を見て3か月かけて素晴らしい背中作るためにトレーニングしたとか・・・
凄いわ~っ
そんな事知ってか知らずか深夜遅くまで灯りがついているそうね~
早く休まなきゃダメよと含みのある感じの貞純王后
怖いわ~っ!!本当にハン・ジミンちゃんの悪女凄かった!
ドラマ「イ・サン」の時はこんな愛らしかったのにねぇ
ドラマ「イ・サン」のイ・ソジンよりヒョンビンの方が強そうよねっ!
共通点は縦長えくぼ~っ
貞純王后はドラマでも憎々しかった~チャングムの先輩役の時とは大違い(写真 中)
イ・サン母役はこれまたチャングムのチェ尚宮役のキョン・ミリさん(写真 右)
話が逸れましたが~(いつもの事)
イ・サンが矢を射るシーンが沢山出てくるんだけど~
その真剣な眼差しと射る姿に惚れ惚れ~っ
全くタイプではないイルグクが矢を射る所が超素敵に見えて韓ドラマジック全開だった朱蒙
なので素敵ヒョンビンときたらアナタ
もうっ!その矢に射ぬかれまくりですよっ
この映画、画がとっても綺麗で
「ミスターサンシャイン」や「トッケビ」彷彿とする~っ
この時代の老論派との対立とかの時代背景や政治色が強いストーリーってだけじゃなく
進んでいく所めちゃタイプでした。(勿論政治的なことも描かれてますけどね~)
それよりも孤独な王イ・サンと子供の頃から仕えている尚冊のカプスの関係が
信じられる人が居ない中でイ・サンは唯一心許してたのよね。
ほぼほぼ笑顔なく、ましてや最強の武器縦長えくぼ封印のヒョンビンだったけど
一回だけ可愛い女官をチラ見して尚冊にしっかりバレてて「○○という女官です。評判のいい女官
です。呼びましょうか?」とかいうくだりの時!!!
普段は見せない表情垣間見れてツボったわ~っ
そんな絶大な信頼関係で結ばれてる王と尚冊
あるコトをきっかけに尚冊が宮中を去る事に・・・・
もうこの決断の時のイ・サンの胸中たるや
タナシルリ付きの尚宮がここでも尚宮で登場~っ!
意地悪顔健在っ!!
雨の中の襲撃シーンは圧巻でした。
毎日鍛えてただけあってどんだけ王1人で頑張るんだよって位凄い戦いっぷり!!
近衛兵たちどうした~?って感じよ
刺客ウルスの立ち回りも素晴らしいっ
この映画の素晴らしい所は王の暗殺までの経過を綴って行く中で王と尚冊カプスの友情、
そしてカプスとウルスの幼い頃からの悲しい生い立ちや関係それがうま~く絡み合って
進んでいくの!!
クライマックスではもう涙、涙
ヒューマンドラマ的な部分の厚みがあって嬉しいっ
脚本家さんが「それだけが僕の世界」っていうの納得だわ~っ
ヒョンビン初の史劇で兵役後の復帰作なんですよね
王様のオーラハンパなく大成功ですねっ!!!
劇中出て来た「中庸」第23章
小事を軽んじず 至誠を尽くせ
小事に至誠を尽くせば 誠となる
誠あるものは にじみ出る
表れれば いよいよ著しく
著しければ感動を呼ぶ
感動は変化を起こす
変化は万物を生育する
天下において 至誠を尽くす者のみが
己と世を変えることができる
イ・サンが常に心がけてよりよい世の中へと導ける様に
行動していた源の様なこの言葉。
ラストにも出てきてぐっとくる。
個人的に前回の記念上映「ラストプリンセス」に続いてこの映画でもキム・デミョンさんが出てて
嬉しかった
暗殺計画の会議の様な席上でキム・デミョンさん(老論派)とチョ・ジョンソク(刺客)が顔を合わせた時
があって何だか嬉しかった~っ!早く見たいね、「賢い医師生活」シーズン2
ヒョンビン独り勝ちって感じじゃなく尚冊 カプス役のチョン・ジェヨンさん!!!!
サイコーの演技でしたっ
特にカプスとウルスの再会のシーンは圧巻でヒョンビン置いて行かれるかって思った位!!
ひゅ~ひゅ~だよ記念上映にこの映画を選んで良かったわ
思っていた以上にとても良かったです