フルート吹きyukkoです♪
先日、夏の甲子園が終わりました
野球大好きだから楽しかった⚾️
沖縄の人たちの熱い応援が好きでしたし
球児たちも懸命で爽やかで
感動を沢山もらいました

何と言っても
2年生エース二人✨
来年も楽しみすぎます

スポーツの世界は
結果も分かりやすいし数字に表れるものだから
ある意味爽快感がある気がして
それと比べると芸術の世界は分かりづらいし
色んな側面が影響しているのも否めない
吹奏楽にも「甲子園」なる
全国大会を目指すコンクールがありますが
その世界からはしばらく遠ざかっています
今の演奏の評価のされ方に疑問が多かったり
威圧する指導法も含め
なぜ??
が多すぎて…
以前の私にとって
「コンクール」というのは
目標であり
モチベーションであり
自分の力を図ったり
達成感を味わうための場所でした
良い結果の時もあれば
そうでないときもあった
今思えば
準備不足で挑んだことも多かったし
あの頃は現在の自分より
足りないことが多すぎたし…
でも評価が欲しかったんでしょうね
今後関わる子たちが
コンクールに出る!となったら
もちろん応援しますし
サポートします
ですが
コンクールの結果が全てではないこと
それに左右されないで
音楽を追求していってほしい
そう繰り返し伝えたい
コンクール受けるからには
もちろん良い結果で実る形が良いけれど
審査員だって人間だし
正しい評価なんて一つもないし
相性や色んな運が左右される世界です
そして何より
コンクールの結果だけで
自分の評価が決まるわけではないこと
そりゃぁ
金賞!最優秀賞!全国大会!第一位!
とかなったら気分はいい
周りからも評価されて
ヒーローヒロインの気分になるし
(勘違いしてしまうこともあるけれど)
だけど
いつも思う
何人もの身近な学生の
全国大会出場
ソロコン〇位
そんな姿を目にしたけど
その後行き詰まっている姿

賞をとって満足してしまったのか
プライドが出来て成長できなかったのか
壁にぶち当たってしまったのか
成長したい欲が無くなってしまったのか
他のことに興味が移ったのか
あんなに上手かった(はず)の子が
もう今は楽器を吹いていない
そんな子が多い
手先の器用さのあまり
当時の年齢では上手く吹けていたけれど
それ以上には深められなかったとか
色んな理由はあるにしても
音楽を辞めてしまうのは
悲しいしもったいない

才能の無い私はそう思ってしまいます
でも
「音楽」ではなくて「競技」を
していた面もあるんじゃないかなという点も
うっすら感じています
(もちろん全員じゃないです)
音楽の本質って本当に奥深くって
ゴールががない
いつまでも到達できない境地がある
それを残念ながら
感じられていなかったのかもしれない
周りの人からも
教わっていなかったかもしれない
だから教えてもらう人って大切
教える側って責任重大だって思う
その場しのぎで
その時だけ良い成績出すために
チューナー使った合奏指導なんて
ほんと馬鹿げてる…
音楽を愛し深めていってほしい
その想いで伝える人と
結果だけ出そうとする人では
将来の信頼感も大きく違うと思います
一見、最高の結果を得てるように見える人でも
ものすごく苦しい心で演奏しているかもしれない
結果が実らなかったとしても
音楽を楽しみ、表現できたのなら
それは幸せなのかも…
そう思って
将来
音楽をずっと楽しみ続ける子達が
沢山増えるといいなぁと思います
