7月18日に亡くなった三浦春馬さん。
享年30歳

俳優の三浦春馬さん死去のニュースには
え?!ウソ!と、驚いてしまいました。
居室から遺書のようなものが見つかっており、
自殺とみられています。とても残念です。

1990年4月、茨城県土浦市出身。
子役から芸能界でキャリアを積み重ねて、
CM、ドラマ、映画等で活躍してきました。

前日までドラマの撮影に来ていましたが
7/18、予定していた撮影現場に姿を見せず、
担当マネージャーが三浦さんの
自宅マンションを訪ねて所在を確認した
ところ、クローゼットで首を吊った状態の
三浦さんを発見しました。

搬送先の病院で死亡が確認され、
警察の捜査が慎重に行われる中、
既に身内で密葬を済ませ、
荼毘に付されたそうです🙏🏼

3年ほど前、茨城県の三浦さんの実家から
実のお母さんとおばあさんが、荷物を
まとめて転居して行ったのを、近所の方が
見ています。

実家には三浦さんの継父だけが残り、
しばらく住んでいたようですが、その方も
出て行き、現在、住む人はいないとのこと。

その頃から、三浦さんも酒量が増えて、
酔い潰れるようなこともあったそうで、
おそらく、自身の俳優業に対する悩み以外に、
家族の離散にも心を痛めていたのではないでしょうか。

仲間の話では、真面目すぎるほど真面目で
考え込んでしまうようなところもあったという。
それはまさに、このブログの主人公である、
ユッコの性格にも通じるものがあります。

真面目であるが故に、妥協ができない。
上手くいかない状況に責任を感じてしまう。
周囲から見れば、順調にキャリアを積んで
人気もあり、望むものを手に入れた人生に
見えても、本人には全く居心地の良い環境では
なく、むしろ内心、もがき苦しんでいる…。

その性格ゆえに、人に苦しみを打ち明ける
こと自体が苦痛で、心配をかけまいと明るく
振る舞うことしかできなかったのかも。
それはまるで、かつてのユッコのようです…。

10年ほど前、まだ20歳そこそこの頃
三浦春馬さんは俳優業に見切りをつけ、
実家に帰って農業でも始めようかと
真剣に悩み、母親に相談したそうです。

その頃から既に、芸能界で生きていく事に
精神的な限界を感じていたのでしょう。

しかし、お母様のアドバイスは
「芸能界で頑張りなさい」
というものでした。

子役時代から息子の才能を信じて
支えてきた母親にしてみれば、
せっかくのキャリアを簡単に捨てるなんて…
という思いもあったのでしょう。


ユッコのお母さんは、娘の意地に根負けする
形で芸能界入りを許してしまったのですが、
娘の精神疲労に気付いてやれなかったことを
ユッコの死後に発表した手記の中でも後悔
しています。一番の理解者であるはずの自分が
我が子の苦しみに気付いてあげられない…。

我が子に先立たれる事ほど悲しい事はなく、
ましてそれが自死であった場合、親の後悔、
苦しみもまた、計り知れないのです。

共演者の方、事務所のスタッフ、関係者も
皆、今は何も考えられないぐらいショックを
受け、茫然自失となっていることでしょう。

三浦春馬さん、どうぞ安らかに…。