土曜、日曜は夜ごはんだけでなく、

昼ごはんも準備しなくてはいけない。


いや、正確に言うと

別にちゃんとしたモノを作らなくてもいいんだけれど

昭和ヒトケタ生まれの父は

家事の全てを母にしてもらっていた人。

だから

母が施設に入った今、

私が家にいるときは昼の準備をして

一緒に食べたほうがいいのかな…と思う。


思うんだけど、

昨日から少し体調が優れないようで

「食欲がない」

と言う。

「じゃあ、食べなくてもいいんじゃない?」

とは言ったけど、一応、買ってきたパンや惣菜を

テーブルに出し、残っていたご飯をおにぎりにして

「ま、もしお腹が空いたらこのへんのもの適当に食べて」

と言ったらおにぎりを食べ始めた…。


うーむ。

このあと、どうしよう。


実は日曜日の昼は

いつもNHKの「のど自慢」を観ながらのお昼。


…これが実は苦痛で。


性格的に、

毎日毎日、同じことを繰り返す生活が

苦手。

しかも自分の好きなものを食べられない

日々。


さらに最近の父は口数も少なく、

ニュースを見ながら話をふっても

返事がないことも多く、

「・・・」

とあとは無言でご飯を食べることも多く。


するともう、食事が終わったら

さっさと自分の部屋にこもりたくなるんだよね…。


うーむ。

つくづく、人のために生きることが

できない性格だなと思う。

そして共同生活に向かない性格だなと思う。


もうこれは、持って生まれた性質なので

どうしようもないんだけどね。


ま、おにぎり作って

スープを温めただけで

良しとしてもらうしかないな、父には。