「石の上にも3年」
とか言うけど、
今振り返ってみて、我慢しなくても良かったなぁ
と思う事もある。

私は大学卒業後、どうしても東京に残りたかったから
東京でしかできない仕事を選んだ。

で、就職したのが「編集プロダクション」。
出版社の下請けだ。
ここに初めて行った日に、
「失敗だったかな?」と思った。
だけど「とりあえず、2年頑張ろう」と決めて
2年、勤めた。

今思うと、2年もそこにいる意味なかったなぁ…と思う。

今、友達が何人か独立起業して、
(もっと早く起業すれば良かったのに…)
と思う人もいれば、
「ああ、うまく起業の波に乗ったなぁ)
と思う人もいる。

この、始めるタイミングとか、
辞めるタイミングとか、
どこまで我慢をするかとかって、
ホントに難しいなぁ…と思う。

でも、それが良かったのか悪かったのかは
後にならないとわからないんである。
1年後にわかるかもしれないし、
5年後かもしれない。

でも。
30歳ではできたことが、
50歳ではできないこともある。

だから、「やりたい!」
とか、「これ違う」と思ったら
さっさと方向転換するのもいいかもしれない。

ただ、どんなときでも
最終的な決断は自分がすること。

じゃないとずっと人のせい、時代のせい、
環境のせいにしてしまうよ。

つまり、逃げ道は作らないって事かな?