この春から多拠点生活をするようになった。

そうしたら、
交通費がバカみたいにかかる事がわかった。

東京へは仕事で行くので
経費になるだろうけど、
それでも日々の出費になるわけで。

「ぷらっとこだま」を使ったり、
「大人び」などの割引きチケットを使ったりして
少しでも安くなるように
工夫してるけど、
スケジュールの都合で直前まで切符が
取れないときは
正規料金での購入になる。

とくに今回は
お盆時期だったので、
東京〜山口だと2万円を超える。

それを実家で愚痴ってたら、
なんと母が「交通費」といって
2万、渡してくれた。

まぁ…、情けないと言えば情けないよね。
年金暮らしの高齢の親から
交通費をもらうなんて。

でもこうも毎月交通費がかかると
だんだん実家に帰省するのが
おっくうになるのは否めない訳で。

でもこれも
考え方一つだと思うんだ。

だって、両親が元気なときから
私は両親にこう言ってきた。

「面倒をみるのは私しかいないから、
年を取って介護が必要になったら
世話はするけど、その代わり、
それにかかるお金は出せないから
自分たちで貯めてね」と。

私だって暇なわけではない。
「ライターだから、どこでも仕事できていいね」
と言われるが、その為に
実家にもプリンターを設置して、
パソコンももう一台買った。
時間もお金もそれなりに
かかっているんである。

だからこれは
時間とお金をかけた対価と考えて、
交通費をもらうことに罪悪感を感じる必要は
全くないんじゃないかと。

そう考え方をかえることで
ありがたく
頂戴することにしたのでした。

ただ問題は…
母がすぐ忘れちゃうので
毎回くれるとは限らないことだ(爆)