髑髏城の七人、結局東京のステージアラウンドにて観ることはかないませんでしたが

映画館にて同時生中継されるライブビューイングで計3回ほど

観ることができました。

 

正直、ライブビューイングでは回る劇場の良さが得られないこと、

そして一番最初に観たときのカメラワークが非常に悪く、

見ていてちょっと車酔いにも似た感じがあって

「う〜〜〜〜ん…」

と思っていたのですが、

それでも結局3回も観てしまった。

地方にいるとすぐに観ることができないこと、

それはやっぱり劇場で観るよりは安い金額で観ることができること、

そして何より観たい役者が出ていたこと、

それにつきるわけですが(笑)

 

今回なぜチケットを取ったかというとそれはもう

天海祐希さんが出るということと

大千秋楽だったということ。

 

千秋楽の醍醐味を果たしてライブビューイングで

感じることができるのか???

 

結論はですねー、

「行ってよかった、観てよかった!」

 

内容はさておき、

劇団新感線の千秋楽といえば

おせんべ撒き、ですよ、はい。

すっかり忘れてましたが

何回目かのカーテンコールのとき、みんなが紙袋を持っていて

「あ、そうだ、恒例のおせんべい撒くんだ〜!」と思い出しました。

 

しかしそれ以外にも、素敵なサプライズが!

今回の「極」バージョンは途中でミュージカルか?

という演出も何箇所かあって(というか、新感線は必ず歌がありますが)

その歌の歌詞をあのデーモン閣下が書いてるわけですよ、ええ。

そしてなんとカーテンコールで閣下がおでましになって、生歌ですよ、アナタ!

いやー、劇場にいた人、うれしかったでしょうねえ。

 

ライブビューイングでもカーテンコールまでしっかりライブ中継してくれて

それはうれしかったのですが、途中でいきなり「ブチッ!」と映像が途切れ

「エエッ!」と声が上がったその直後に

今までの「花」「鳥」「風」「月」バージョンをダイジェスト映像で

流してくれたのです!

さすが、一番最初にライブビューイングを始めた(多分)新感線だけある!

これはナイスな演出、うれしいプレゼントでした。

がしかし、それを見るにつけ「あああー、小栗旬と山本隆史がでた花が観たかった、

阿部サダヲの鳥も観たかった…」と後悔の念しかり。

 

したら、あーた。

なんとwowowさんで一挙放送らしいです!

嬉しいねえ。

ウチのちっちゃいテレビで見ると迫力という点でちょっと残念ですが…。

 

やっぱり東京に行ったときにチケット探すべきだったなあ。

あの、360度の回る舞台で観劇したかったなあ。

 

でもライブビューイングでは

舞台では見ることのできない役者のアップの表情を見ることができます。

もう、もう、ひたすら天海祐希がカッコイイ。

そして、アップにも耐えるあの美しさ。嫌味のない、美しさ。

役柄はもう姐さんそのものなんだけど、綺麗に着飾った姿がまた美しい。

どんだけ努力してるんだ。心臓は大丈夫なのか?

そうそう、アンコールでぴょんぴょん嬉しそうに飛び跳ねる姿がまた可愛らしかった。

 

多分初見であろう、福士誠治くんと竜星 涼くんもすごくよかった。

とくに竜星 涼くんの女装は色気があって素敵でした。

 

しかしおおまかなストーリは一緒なのに、

「花鳥風月」とは随分内容が違ってて、ちょっと最初は戸惑いました。

それにライブビューイングではパンフレットが手に入らなかったので

前情報が何もなく。

新感線のストーリーではよくある

影武者とか、実はあの人が悪役だったとか、

それが途中でこんがらがってくる始末。(←頭悪い)

 

いや、それにしても迫力満点の4時間でした。

 

さて次はあの「メタルマクベス」ですよ。

前回観ているので今回はパスかなあ…と思っていたんだけど

disc1の出演者が橋下さとし、濱田めぐみ、西岡徳馬、橋下じゅん、粟根まこと…

観たい!  観るっきゃない!

行くか⁉︎いざ東京へ!