今日はこれから個人で開業していく人のための

パンフレット作成のコンサルでした。

コンサル…なんてカッコつけて書いてるけど

なんのこっちゃない、

編集相談です。

 

その方は元記者さんなので、

自分でサクサク作ることができます。

 

以前私がなかまつさゆりさんと共同開催した、

パーソナルマガジン(会社案内の個人版のようなもの)

作成のセミナーに参加をしてくれて、

そのときもすぐに構想が固まって、さらさら〜っとラフコンテを書いていた人。

 

そんな彼女が

「行き詰まったので私を取材してください〜」と。

でも、30分ぐらい話を聞いて、

彼女が何に行き詰まっているのかを聞き、

「ならばこういう見せ方は?」とアイディアを提案すると

あっさりと解決して、

「すぐに制作にとりかかります!」と。

 

これ、どういうことだと思いますか?

 

これね、

「人のことは客観的に見ることができる」

ということの典型です。

人に話すと解決の糸口が見えて来るって、よくあることです。

そして人に話すことでおのずと道が見えてくるってことも

よくあることです。

 

それにしても、

彼女との久しぶりのおしゃべりはとても楽しかった。

やってきた仕事や価値観が似ているってのもあって

いちいち説明しなくても

「ああ、そうそう、わかるわかる!」ということがたくさんあって、

話をしていてとっても楽でした。

 

そして、この「何かを作り始める」人の相談に乗るのって、

結構好きなのかもしれない〜って、改めて思いました。

だって、それってその人が、

前を向いて歩き始めようとしているときだから。

だから、話をしているとどんどん将来に向かって

「あれもでできるね」「これもしたいね」と目が輝いてくる。

 

パーソナルマガジンを作る過程は

ある意味自分の棚卸しですから、どうしても自分と向き合うことになる。

作ってる本人はつらかったり、苦しかったりすることもあると思う。

だからこそ、

無事マガジンやパンフレットができあがると

とっても嬉しくなるのです。

 

ああ〜、やっぱり紙のお仕事、好きだなあ。