結論から申しますとですね、

「武器にはなる」と思いますよ、ハイ。

締め切り厳守は当たり前ですが、

締め切りよりも早くあげる…、それはかなり重宝されると思いますよ。

 

ライターになりたての頃、先輩ライターと話をしていて

「ライターって、1ページいくらとか、1本いくらとかですけど、

実質目一杯仕事入れると昼間、取材や打ち合わせでほとんど原稿書けませんよね?

で結局徹夜して書くことになりますよね、売上をあげるには」

なんてことを聞いたのです。

 

そのときの先輩の答えは

「でもさ、だんだん筆が早くなるから、そう考えると単価は上がっていくよね?」

でした。

 

でもね。

景気が下向きで、しかも私は雑誌がメインだったので

ここんところの出版不況で

そもそものページ単価が下がっているのです。

 

でね、クライアントってさ、ワガママで

「なるはや」(なるべくやはく、の略ですね)

とか言ってめちゃ急ぎの仕事させといて、実は社内で寝かせてたりとか、

担当の編集さんは

「森田さ〜ん。今回の原稿、めっちゃいいです〜!」

とか言いながら数日経つと

「編集長のOKが出なくて〜」とか、とか、とか。

 

「これが正解!」てものがないですから、しかも進めていくうちに

案件に微妙〜な修正とか変更とかが出て

結局締め切りギリギリになることって、多々あるんですよ、はい。

 

ものすごく、必死な思いで徹夜までして

早くに原稿あげたって、

それがかえってアダになることもあったりして。

 

だから、

というわけではありませんが

私は締め切りを言われたら、

きっちり、締め切りに原稿を渡すヤツです、はい。

 

たとえ数日前にほぼ上がっていたとしても、

手元で寝かせて、締め切りに送信するヤツです、はい。

 

ま、ようするに

自信がないんですわ、自分の原稿に。

 

だから、最後の最後まで、あがく。

 

正解のない世界だからね。

 

じゃあ私の、ライターとしての強みって、何なんだろう?

…わかりません!(爆)

多分、ないな、そんなもん。

ないけど、それでもウン十年仕事できてるんだから

それでいいんじゃない?