一言でいうと「覚えてもらえない」からです。

 

今日、ちまたで話題(なのか?)の

「名刺、いる?いらない?」論争を読んで、ふと思ったこと。

 

確かに、名刺交換してもあとでまったく思い出せない人がいる。

それに対してフェイスブックなどのSNSでその場で繋がった人は覚えている。

 

という意見があったのですが、

フェイスブックであろうと、その場で大人数と繋がったら

やっぱりインパクトのない人は覚えていない。

 

あたしね、昔、言われたことあるんです。

学生時代に入ってたサークルで、

一応3年生のときは副部長をやってたし、

下級生には人気があってあたしのこと知らない人なんていなかった。

 

それがですよ、

卒業してから数年後にOB、OGで集まった時(あたしは欠席した)

2学年上の部長をやっていた先輩が

「森田? 知らないなあ」

と言ったんだそうです。

あたし、その部長の家まで遊びに行ったこと、あるんですよ。

 

いやもう、ショックでしたよ。

 

その後、社会人になってからも

一度お会いしてるのに

「初めまして」と言われること数回。

 

そのぐらい、あたしってインパクトがない、個性がない、最初の印象が薄い。

 

そんなこともあって、大人数の交流会に行くのはやめました。

はっきり言ってすべてが苦手だから。

 

それより、少人数の会のほうに行きます。

そのほうが、それぞれの人となりがわかるし、

圧倒的に覚えてもらえる。

 

少人数で、本当に気があう人、気持ち良く食事ができる人、

それでいい。

そのほうが楽しいから。

 

人数が多いと、気ばっかりつかってあとあと何にも残らない。

あ、あとね、込み入った話ができないのと、

話をしていても、その人と話をしたい人が横から入ってきて話が途切れる。

中途半端になる。

で、結局忘れ去られる。

 

だから、もしそういう大人数の飲み会や異業種交流会で

自分のことを覚えてもらいたい人、アピールしたい人は

印象に残る服装、振る舞い、など

それなりのブランディングをしていかないと

お金の無駄になりますよーーー。これホント。

いくらその場できれいな名刺や自分をアピールするパンフや冊子を交換しても

読んでもらえない、見てもらえないんじゃないかな。

 

と最近は思うのでした。