先日、とある食事会に参加したときに言われた言葉。

すぐに返答ができなかった。

 

というのも、そんなことを考えたことがないから。

 

そのときは

とっさに返答できなくて

しばらく考えてから

「う〜〜〜ん。あたしは好奇心のほうが勝つから

好きとか嫌いとか考えないかなあ」

とかなんとか、答えた(ような気がする)。

 

つか、取材相手はほとんどが

初対面のことが多いから

好きとか嫌いとか、苦手な相手とか

そういう感情はないよね。

いや、ないというより、必要ない。

と言ったほうがいいのかな?

 

と、家に帰ってからもいろいろ考えていて、

そういえば前も

とある小冊子を作るのに

いろんな人に話を聞いたんだけど

「誰に対しても同じ感情だよね」みたいなことを

言われたことがあって、

それはもしかしたら

「編集」

という仕事をしていたから鍛えられた能力なのかもしれないと

ふと思った。

 

だって、

「編集」というお仕事は

記事を書いてくれるライターさん、

写真をとってくれるカメラマンさん、

ファッションの撮影ならスタイリストさんにヘアメイクさん、

そして紙面をデザインしてくれるデザイナーさん、

広告記事だったらそこにクライアントさんと

ひとつの記事を作り上げるのに

たくさんのスタッフと関わらなくちゃいけない。

 

だからそこに個人的な感情を入れていたら

とてもじゃないけど仕事が進んでいかない。

 

…だからかなあ、

あたしは仕事関係の人とフォニャララな関係になったことは

ただの一度もない(笑)

 

最近、いままでの仕事とは全く関係のない人たちとの交流が多くて

そのせいかいままでされたことのない質問とか

意見とか、投げかけられることがあって

そのたびに

ああ、あたしは

仕事で人間力を鍛えられたなあ…

と思わずにはいられない

今日このごろなのでありました。