「味噌を贈って」

といったのに、入ってなかった。

 

もう何年も前から

味噌は地元の「のんた味噌」を使っている。

地元のおばあたちの作る味噌で、

夏はすぐに冷蔵庫に入れないともたない。

 

その味噌が切れたので

先週末、母に「送って」と頼んだ。

 

週があけても届かないから

電話しようと思っていた昨日、

「送ったけー」

と電話がかかってきて

良かった、覚えていたんだ、

と安堵した。

 

今日、荷物が届いた。

伝票の「品物」のところに

「わかめ」

と書かれていた。

嫌な予感がした(笑)。

 

あけてびっくりよ。

わかめとたまねぎとその他モロモロ。

で、肝心の、肝心の、

味噌、みそ、ミソがどこにもない!!

 

「おか〜さ〜ん、アナタの味噌、どこへ行ってしまったんでしょう〜」

 

入れるときに忘れたのか、

はたまた

「荷物送って」

と言ったことだけが

頭にインプットされたのか。

 

…私が関西と、東京と、地元を往復する日は

そう遠くないのかもしれない。