今住んでいる家、ぜんっぜん気に入ってないんですよ。

決めては「賃貸なのに管理人さんがいる」

っていうことだけだった。

 

4年前にひょんなことから大阪に引っ越すことになって

全く知らない土地。

おまけに当時、猫が3匹いたから

選ぶ余地がなくて、本当に家探しは大変だった。

 

最後は妥協ですよ。

猫が飼えるところを3箇所見せてもらって、

その中から選んだ。

全く知った人がいないところへ引っ越すわけだから

管理人さんが常駐でいるというのは

安心材料でもあった。

 

その管理人さんが

定年で、今月いっぱいで引っ越してしまった。

 

実はエントランスにカエルやらたぬきやらの置物があって

花も生けてあるんだけどなんかそのセンスが(以下自粛)

 

でも管理人さんが9月いっぱいで引っ越したら

エントランスから

そういったものがすべてなくなり

殺風景なただの出入り口になってしまった。

 

 

益々

ここに住んでいるのが嫌になってきた。

 

 

考えてみれば

一人暮らしを始めてから今まで

自分で住みたい街を選び

自由を満喫していた。

 

ここは住みたい街でもなく

選んだハイツも古くてセンスがなくて

でも人のいい管理人さんがいたおかげで

まったく知らない、知った人のいない場所でも

少しは安心して暮らすことができた。

 

最後の挨拶、

ちゃんとしたかったな…。