9月20日にですね、梅田芸術劇場にてミュージカル「エリザベート」観劇。

 

8月に博多座で観たときのトート閣下は井上くん、ルキーニは成河さん、ゾフィーは香津たつきだったので、キャストはほぼ違う人。

(エリザベートについては、触れていませんが…、あえてスルーで)

 

城田くんのトートは2011年の初演を観ているので

5年ぶり?

いやあー、

大人のオトコになりましたなあー

というのが、久しぶりに歌を聴いて感じたことでありんす。

ええ、ええ、久しぶりに鳥肌立ちましたよ。

なんか…、すっごく良かった。

声の出し方も、いろいろ表現できるようになった?

だって、前はあんな歌い方、してなかった。

(どーでもいいですが、もしかして、祐一郎さんと同じ先生に指導してもらってる?ってちょっと思った)

 

うん、初演のときはどちらかというと演技プランなんかなくて、

とにかくこなすことに必死だったのかな?

と、今回観て感じた。

 

がしかし、

そもそもトート閣下は黄泉の帝王で、架空の人(というか、死神なので人ではないですが)

なので、演技プランもくそもないのだが(笑)

 

ああ、そういう意味では

初演のトート閣下は(大きいほうね・笑)人間以外の役をやらせたら

天下一品というほど、すべてにおいて生活感がまったくない人だったので、

今回井上くんにしても、城田くんにしても

非常に人間味があるというか、

それぞれの役作りができているというか。

そんな感じを受けました。

 

あー、でも。

でも、やっぱり

ルドルフだった井上くんがトートになり、

同じくルドルフを演じた田代万里生くんがフランツ・ヨーゼフになり

そしてそして!

なんといってもエリザベートだった涼風真世さんが、お姑さんのゾフィーですよ!

もうね、それがショックで。

しかし涼風さんが若々しくて、全然お姑さんに見えない(笑)のと、

やっぱりトップスターだった人ですからねえ、

ゾフィーが命きれるところのシーンが良すぎて

「まさかゾフィーのシーンで泣くとは思わなかったわよ」なんて言ってる人がいて、

その気持ちがわかるぐらい、ちょっと私もウルっときたりして。

 

ああ、そうね、新生エリザベートなのよ。

そうね、ミュージカル界も世代交代なのね。

 

とまあ、どうしても複雑な気持ちになってしまうんですねえ。

 

なるべくね、まっさらな気持ちで観たいんだけど

私がミュージカルにハマるきっかけとなった演目で、

もうね「バカか」というぐらい帝国劇場に通った身としてはですねえ。

やっぱりいろいろな想いが溢れてくるんですよ。

まあ、それも含めて

「やっぱり、ミュージカルは、いいですねえ〜〜〜💕」

 

ってことで、

なんだかんだ言ってますが

来週もう1回観ます(笑)

 

ではまた〜。